新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

本格ミステリ書評サイト「幻影の書庫」の旧管理人のブログです。カテゴリー欄の全レビュー索引より、書評、映画評、漫画評、その他評の全一覧リストを見ることが出来ます。同じくカテゴリー欄の年間順位表より各年度の新刊ミステリの個人的ランキングを確認出来ます。

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地雷グリコ

地雷グリコ作者:青崎 有吾KADOKAWAAmazon 超面白い!!! まさしく頭脳バトル!!! 昔ながらの遊びをアレンジして、ギャンブル・バトルに仕立て上げる、 そう、ギャンブル漫画好きならきっと思い浮かべるはず。 これって、あの「嘘喰い」のやり方。 「嘘喰…

好きです、死んでください

好きです、死んでください作者:中村 あき双葉社Amazon 意外に掘り出し物だった「トリック・トリップ・バケーション」の作者。 久しぶりに本ミスのランキングで見かけたので、そりゃあ読まなきゃと。 恋愛リアリティーショーと孤島ミステリの融合。 前者も単…

可燃物

可燃物作者:米澤 穂信文藝春秋Amazon 「このミス」「文春」「ミステリが読みたい!」の三冠。 「本格ミステリベスト10」でも第二位という、超高評価の作品。 ってのが不思議に思えるくらい、すごく地味な作品。 五つの短編それぞれがミステリとして高水準な出…

エレファントヘッド

エレファントヘッド作者:白井 智之KADOKAWAAmazon 二年連続の「本格ミステリベスト10」の第一位。 あまりものグロさで敬遠してきてた作者だが、 昨年1位の「名探偵のいけにえ」はやはり凄い作品だったので、 これもさすがに読まずにはいられない。 そして、…

ナイフをひねれば

ナイフをひねれば (創元推理文庫)作者:アンソニー・ホロヴィッツ東京創元社Amazon このシリーズは、真っ当な本格ミステリだということがわかってるので、 フツーの作品ではあるんだけど、そのままで愉しめはしたかな。 天丼な要素は前作同様薄かったけれど、…

私雨邸の殺人に関する各人の視点

私雨邸の殺人に関する各人の視点作者:渡辺 優双葉社Amazon クローズド・サークルの多重解決もの。 なんだけど、全部が稚拙でぎこちない。 いかにもミステリ・プロパーでない人の書いた、見よう見まね作品に思えた。 とにかく必然性の無いことばかり。 トリッ…

教室が、ひとりになるまで

教室が、ひとりになるまで (角川文庫)作者:浅倉 秋成KADOKAWAAmazon 「六人の嘘つきな大学生」で大ブレークした作者の出世作。 本作で、本格ミステリ大賞と日本推理作家協会賞にWノミネートされたことで、 ミステリ界隈では着目されたものだった。 結局その…

滅びの掟 密室忍法帖

滅びの掟――密室忍法帖作者:安萬 純一南雲堂Amazon 山田風太郎の「甲賀忍法帖」をミステリ的にあり得る形で 具現化しようという試みなのかと私には感じられた。 ただ、じゃあ、それが面白い方向に働いているかと言うと、 そうじゃ無いよなぁと感じてしまうの…

不実在探偵の推理

不実在探偵の推理作者:井上 悠宇講談社Amazon 探偵の設定が全て、という作品。 「僕が答える君の謎解き」みたいに、 名探偵の推理を推理するという趣向の作品なんだけど、 「ウミガメのスープ」みたいな水平思考クイズのように、 「はい」「いいえ」「わから…

君のために鐘は鳴る

君のために鐘は鳴る作者:王元文藝春秋Amazon 「これぞ 21世紀の「十角館」だ!」なんて、キャッチコピーを 付けられたら、そりゃ読むっきゃないよなぁ。 で、どこが十角館を彷彿とさせるのか、さっぱりわからなかった。 孤島の連続殺人=十角館じゃないんだ…

世界でいちばん透きとおった物語

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)作者:杉井 光新潮社Amazon なるほどね。 ミステリファンにとっては、同じような趣向の本は 何度も触れているので、衝撃や驚きはさほどではないか。 難易度としては、それほど高いとも思えないしね。 ただ…

十戒

十戒作者:夕木 春央講談社Amazon 一般にも大きく知られることになった「方舟」同様、 特殊状況下の連続殺人という、設定の生み出す興味を持続しつつ、 意外性にも意を用いた作品。 当然「方舟」ほどの衝撃は無いにせよ、 一般の読書家にもそれなりの面白さは…

陥穽の円舞曲

陥穽の円舞曲 最新ベスト・ミステリー作者:青崎有吾,芦辺 拓,阿津川辰海,有栖川有栖,織守きょうや,恩田 陸,加納朋子,今野 敏,澤村伊智,斜線堂有紀,白井智之,辻堂ゆめ,長岡弘樹,麻耶雄嵩,矢樹 純光文社Amazon かたわれ読んでから、こっちのことをすっかり忘れ…

カエルの小指

カエルの小指 a murder of crows作者:道尾 秀介講談社Amazon 道尾秀介の中でも、一般の方にもお薦めしやすい名作「カラスの親指」の続編。 検索しても自分の感想が無かったので、読み逃してたっけ、 と借りてみたのだけど、やっぱ確実に読んでた。 長期的記…

歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理

歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理作者:三津田 信三KADOKAWAAmazon「刀城言耶」シリーズに連なる新シリーズの登場。 最後まで読むと、それだけではない趣向があることがわかるのだけど、 「刀城言耶」シリーズしか読んでない自分にとっては、 あまり意味を…

ロンドン・アイの謎

ロンドン・アイの謎作者:シヴォーン・ダウド東京創元社Amazon うん、良いね。評判良かったのも納得。 ここまで綺麗にミステリとして収まってるとは 正直思っていなかった。 ロンドン・アイの謎自体は、ある意味想定範囲内の 真相ではあるんけど、それだけで…

吸血鬼の仮面

吸血鬼の仮面 (「名探偵オーウェン・バーンズ」シリーズ 5)作者:ポール・アルテ行舟文化Amazon 吸血鬼の仕業としか思えない事件の数々。 それを現実の事件として解き明かす。 そんなことをやってるわけなので、相変わらず突っ込みどころは満載。 トリックも…

マスカレード・ゲーム

マスカレード・ゲーム作者:東野 圭吾集英社Amazon いや、まぁ、もう流石の東野圭吾の匠の技。 被害者は皆、過去に直接的、間接的に人を死なせた者達。 しかし、その際の被害者の遺族には皆アリバイがある。 こうなると誰もがとある発想に至るわけだけど、 そ…

死と奇術師

死と奇術師 (ハヤカワ・ミステリ)作者:トム・ミード早川書房Amazon この作者はこれがデビュー作なんだとか。 冒頭の献辞が捧げられてるのはカーだし(「三つの棺」の密室講義も 途中の検討で使用される)、謝辞に挙げられてる作家の面々が 島田荘司含めて、…

切願 自選ミステリー短編集

切願 自選ミステリー短編集 (双葉文庫 な 30-04)作者:長岡 弘樹双葉社Amazon 長岡弘樹の傑作選と期待して手に取ると、物足りない。 自選集と云うことで、最終の出来映えの善し悪しよりは、 完成までにエピソードのあるような作品への、 作者ならではの思い入…

大逆転

ミステリーアンソロジー 大逆転 (朝日文庫)作者:初野 晴,曽根 圭介,綾辻 行人,綾辻 行人,矢樹 純,鮎川 哲也,一穂 ミチ朝日新聞出版Amazon タイトル通り、ドンデン返しをテーマにしたアンソロジー。 ドンデン返しがあるというだけでも、ちょいネタバレ気味だ…

ファニーフィンガーズ ラファティ・ベスト・コレクション2

ファニーフィンガーズ ラファティ・ベスト・コレクション2 (ハヤカワ文庫 SF ラ 1-6 ラファティ・ベスト・コレクション 2)作者:R A ラファティ早川書房Amazon ああ、こっちの作品集の方が、全然良かった。 「カワイイ篇」ってのが、やっぱり良かったんだな。…

化石少女と七つの冒険

化石少女と七つの冒険作者:麻耶雄嵩徳間書店Amazon 短編集としての出来映えは、前作の方が上だと思う。 「推理を否定され続けられる名探偵」という設定を 成立させ続けるだけでも、高度な技巧が必要とされるのに、 各短編の前半で話題となる事柄が、後半の事…

しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人

しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人作者:早坂 吝光文社Amazon 幾つも驚きのポイントが用意されてはいるんだけど、 なんか素直に驚嘆できないものが多かった。 特に迷宮に関しての謎解きに関してなんて、 とっ散らかし過ぎてて、いったいもう何が何…

初心者向けミステリ講座(映像編) 第7回

最終回(第7回)は「第9章:普通に見てたら危ないかも!(3選)」「第10章:最悪の結末!(これだけは見ちゃダメ!)(3選) 」に選んだ6本です。

初心者向けミステリ講座(映像編) 第6回

第6回は「第7章:騙しのクセが凄い!(3選)」「第8章:こんな見せ方もあるのか!(3選) 」に選んだ6本です。

初心者向けミステリ講座(映像編) 第5回

第5回は「第5章:本格の歓喜!(3選)」「第6章:アクションの爽快!(3選) 」に選んだ6本です。

初心者向けミステリ講座(映像編) 第4回

第4回は「第3章:罠の衝撃!(3選)」「第4章:ホラーの驚愕!(3選) 」に選んだ6本です。

初心者向けミステリ講座(映像編) 第3回

第3回は「第2章:邦画にだって名作はある!(5選)」に選んだ5本です。

初心者向けミステリ講座(映像編) 第2回

第2回は「第1章:これぞ名作中の名作(5選)」に選んだ5本です。