新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ハント

TSUTAYA西友町田店にてレンタル。今回はこの一本のみ。

1980年代、安全企画部(旧KCIA)の海外班長パク(イ・ジョンジェ)と国内班長キム(チョン・ウソン)は組織内に入り込んだスパイを探し出す任務を任され、それぞれが捜査をはじめる。二重スパイを見つけなければ自分たちが疑われるかもしれない緊迫した状況で、大統領暗殺計画を知ることになり、巨大な陰謀に巻き込まれていく。


緊迫のスパイ・アクション映画。
 
パク次長とキム次長と、そのそれぞれのチームが
互いに互いを疑い合い、調査し合うという展開。
 
このスパイ捜しを縦軸に、様々に濃密なアクション・シーンを
交えて描き出した、力作のスパイ・アクション映画。
 
筋はなかなかに難解だが、一発でおおよその理解は出来るとは思う。
スパイ捜しの決着も、単純ではないので、見応えがある。
 
それに加えて、無意味にちょっと難解さを増していたのは、
パク次長とキム次長のルックスが、かなり似通っていたこと。
髪型を一目で違う風にするとか、見分けやすい特徴が何か欲しかったよ。
 
実際の事件を結構モチーフにしてるみたいなので、
知っていればもっと深みが増すのかも知れないけれど、
無知識の自分でも、完全フィクションとして問題無く楽しめたよ。
 

でぃすぺる

 
ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ
 
まぁこの著者なので、オカルトはオカルトとして存在前提だし、
それでも間違いなく本格ミステリの構成を取っている、という作品。
 
展開や読み味はジュブナイルの要素は勿論大きいけれど、
かなりミステリ寄りに描かれている。
 
というのも、オカルト好きの主人公男子と、現実路線の優等生少女が、
それぞれの視点からの推理を示すけれど、
三人目の少女があらかじめ決めたルールでどちらも否定する、
というロジック推理の展開が常に組み込まれているからだろう。
 
あらかじめ期待したほど、優れた作品とまでは思えなかったけれど、
構図の組み上げ方はさすがだなぁとは思えたので、採点は7点確保。
 

唐辛子の惑星の戦記

昨日は町田まで歩きing。無印週間で大量のレトルトカレーを購入。
ここ2年ほどは本当に嵌まってる。特に「3種の唐辛子とチキン」が絶品。
超辛いけれど、この深い美味さは癖になる。これだけでも昨日6袋購入。
今日は「デューン 砂の惑星 PART2」を観に新百合まで。16,633歩、11,884歩。
 

14巻以降が買えてないんだけど、突然17巻があってラッキー。町田中央通り店と新百合ヶ丘オーパ店も当然覗いたんだけど、今回は購入無し。
 

日本三國 3巻

 
前巻はエピソードを進めるだけのもどかしい巻だったが、
一気に戦線が進んだこの巻。
 
幾つもの戦略が見せつけられ、前巻の不満を払拭する見事な出来映え。
 
そういう大きい戦略に加えて、後半の詭計も外連味たっぷり。
 
そして、最後のこの引き。
 
いやあ、やはりこの漫画は凄い!
最後まで読み続けること確定だな。
 

私の細さの証明

昨晩は呑める友人とのさし呑みだったので、今日はあらかじめ休みを取得済み。
南大沢のアウトレットのゴディバで、妻と娘へのホワイトデーのお返しを購入。
そこから歩きでガストと堀之内のブックオフを経由して、多摩センターまで。16,753歩。
 

  • 本日のブックオフ八王子堀之内店
    1. 私と脱出しませんか? 1 ヨウハ・SCRAP サンデーうぇぶりC ¥10
    2. 細野不二彦初期短編集 A面 ビッグC ¥65
    3. Q.E.D.iff-証明終了- 22 加藤元浩 マガジンKC ¥65

1.はSCRAP監修の超本格謎解きラブコメなそうなので。2.はこれで短編集は一通り揃ったのかな。3.はいつもの。ちょうど抜けてた巻が見つかった。でもって、これでブックチケットは使い果たしちゃったな。