新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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探偵はバーにいる

 
「Amazon Prime無料期間中に観ておこう」キャンペーン第六弾、映画編。
 
「エンジェルフライト THE MOVIE」に続いて、
古沢良太脚本作品を押さえておこうと、これを鑑賞。
 
以前観た二作目よりも、ミステリ的には弱く感じられた。
 
だけど、適度なアクション、適度なユーモアに加えて、
適度なセンチメンタリズムが非常に心地良い。
 
名作と強く持ち上げるような作品ではないけれど、
「なかなか良い作品だったよね」と、
好感触が心に残る作品だったと思う。
 

探偵が走り飛んだ場所は、ファミレスにセットされた賭場で、推理の虫が証明した嘘は、ねじれて伝わる狂気の砂の密室

  • 07/22のブックオフ新百合ヶ丘オーパ店
    1. 声優×探偵 秋田書子 1 高橋海人/赤崎千夏/伊東健人/土田玲央 少年チャンピオンC ¥0
    2. 海が走るエンドロール 5 たらちねジョン ボニータC ¥32

1は、探偵もので密室ということなので、7月の一冊貰える太っ腹クーポンで。
2は、132円で買えるものが少なくなってきたので、新たな連載作品を。
 

  • 07/24のブックオフ大和西鶴間店
    1. 空飛ぶ馬 タナカミホ/北村薫 トーチC ¥0
    2. 芭蕉 石ノ森章太郎 双葉文庫 ¥32

1は、北村薫のデビュー作のコミカライズを太っ腹クーポンで。
2は、新しく趣味としている俳句繋がりということで。
 

  • 07/24のブックオフ大和つきみ野店
    1. ファミレス行こ。 上 和山やま ビームC ¥0
    2. リセット 新装版 筒井哲也 ヤングジャンプC ¥32

1は、太っ腹クーポンの使い途として、まぁ、これなら。
2は、一巻完結のサイバースリラーってことなので。
  

  • 07/25のYahoo!フリマ
    1. ジャンケットバンク 22 田中一行 ヤングジャンプC ¥300

フリマで新刊が安く買えて良いんだけど、前巻は出物が無くて買えてないよぉ~
 

  • 昨日のブックオフ町田旭町店
    1. 文豪探偵 芥川龍之介は推理する 1 YOG FUZC ¥82
    2. 文豪探偵 芥川龍之介は推理する 2 YOG FUZC ¥82
    3. 治虫の国のアリス 上野顕太郎/手塚治虫 TCC ¥65

1,2は、こんなタイトルを見たら、即買いしちゃうわなぁ。
3は、オマージュ満載のようだけど、元ネタどれだけわかるかしらん。
 

  • 昨日のブックオフ古淵駅前店
    1. 神にホムラを ―最終定理の証明方法― 2 ヨシカゲ アフタヌーンKC ¥150

これは安く出てるのを見たことないので、見つけたら買うしかない。
 

  • 昨日のTSUTAYA西友町田店
    1. 聖女に嘘は通じない 4 浅見よう・しんいし智歩・日向夏 KCDX ¥110
    2. 聖女に嘘は通じない 5 浅見よう・しんいし智歩・日向夏 KCDX ¥110

TSUTAYAが閉店してしまう(泣)。とりあえず閉店セールでこれを購入。
 

  • 昨日の町田ブックオフ
    1. SHORT TWIST: 佐々木淳子傑作選 バーズCSP ¥32
    2. 宗像教授伝奇考 VOLUME 1 星野之宣 ビッグCSP ¥65
    3. 狂気の山脈にて 3 ラヴクラフト傑作集 田辺剛 ビームC ¥65
    4. 砂の都 町田洋 モーニングKC ¥65
    5. 解剖、幽霊、密室 サイトウマド ビームC ¥65

1は、表題作が時間もの。「Who!―超幻想SF傑作集」も最高だったしな。
2は、今揃えてる奴とは、装丁が異なるものだったけど。多分収録は同じだろう。
3は、この作者のラヴクラフトは迷わず買うことにしてるので。
4は、この作者の作品はもっと読んでみたかったので。
5は、タイトルに心惹かれて。ミステリではなさそうだけど、SFみたいだし。
 

ネタバレあり 双紋島の殺人

冒頭で開示された7つの真実。それでも、あなたは騙される。
ミステリーの常識が崩壊する、前代未聞の”読者への挑戦状”。
 
「島での最初の犠牲者は名探偵」「登場人物の一人は偽名」「島では四人が殺される」「共犯者がいる」など、巻頭に書かれた7つのネタバレ。嵐に閉ざされた孤島で起こる連続殺人を描いた作中作「双紋島の殺人」は、現実に起きた事件をもとにしたノンフィクションノベルだった。事件に巻き込まれたミステリー作家は、真相解明を読者に求めるため小説として刊行するが……。
仕掛け満載でアクロバティック!『同姓同名』『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』の著者が贈る禁断のネタバレミステリー。

 
古くは、西村京太郎の「殺しの双曲線」という作品がある。
最初のページで「この作品には、双子トリックが使われている」
と宣言しているのだ。
 
そういう本格ミステリならではの遊び心、挑戦意欲を、
究極のような形で提供したのが本作ということになる。
 
7つものネタバレで、そのうち何か引っかけがあるのだろうと、
眉唾ものではあったのだけど、わりと素直に受け止めていいものだった。
 
とはいえ、読者をミスリードへ導く罠は、仕掛けられている。
 
明らかな違和感というか、どうしてもおかしい記述があるのだが、
そこに自分はまんまと引っかかってしまって、
「ほら、こんな間違いしちゃったでしょ」という、
謎解きの最初に見せしめにされる誤答の方向へ歩んでしまった。
 
ただ、そこに関しては、説明されても若干のアンフェアさは
否めなかったけどなぁ。狡いよなぁとは思えてしまった。
 
ただ、その一点を除いては、ちゃんと真っ当に構築されている。
 
最初にこのネタバレがあるからこそ、作品として成立していたりもして
(あらかじめ、こう宣言されていてこそ、納得できるネタバレもある)、
趣向だけの作品というわけではなく、成功作と呼んで間違いないだろう。
 
これは当然7点を付けるべき作品だろうな。
 

さよならジャバウォック

伊坂幸太郎デビュー二十五周年記念、SF的奇想とどんでん返しが炸裂する意欲的長篇

 
これは一応、ちゃんとミステリに分類される作品だろうな。
 
「オーデュボンの祈り」という本格ミステリでデビューした作者だが、
明らかにミステリと分類できる作品は、それほど多くはないからな。
 
ただ、「その分、腕が落ちたんじゃないですかい、伊坂さん」
と思えるような作品だったのは、残念なところだ。
 
肝心のどんでん返しに関しては、意外でもなんでもない。
むしろ、そこまでは既定路線として、そこからどういう意外性を
見せてくれるんだろうと期待していたのに、そこで止まってしまった。
 
以前の伊坂なら、もっと納得のいく伏線を散りばめていたと思うのに、
そこもあまりにも弱すぎた。いくらでも伏線を張れそうな仕掛けなのに。
 
もう一つの人物に関するどんでん返しに至っては、
伏線なんかあったかしらと思えるくらい、無策だったように感じられた。
(この二点、自分が色々と見落としていただけだったら、ごめんなさい)
 
そんなわけで、伊坂ミステリとしては、物足りなすぎる出来映え。
 
採点は6点。
 

キングダム 魂の決戦

07/21(火) イオンシネマ座間にて鑑賞。

 
原作は映画一作目の範囲まで既読。アニメは完全に未見。
 
本作では、秦以外の六国による合従軍との戦いが描かれる。
六国の武将が勢揃いし、秦側も総力戦。
さらに新しい世代の台頭もあって、キャラが一気に増えた。
 
その元々のビジュアルや、各人物にまつわるエピソードなど
(物語に重要に関わる主要人物のエピソードは描かれはするが)
を知っていないと、楽しみをだいぶ損ねてしまうのだろうか。
 
ただ、知らないからこそ新鮮に楽しめる要素も皆無ではないと思うし、
それこそ原作ファンには決して味わえないことでもあろうから、
原作を読むのは映画が完結してからでも遅くないかもなぁ。
(それまでに自分の人生が終わっていたら、遅すぎてしまうけど)
 
本編の感想を書くまでに長くなってしまったが、
やはり本作も満足できる出来だった。
このスケール感と、俳優陣の豪華さも含めたダイナミックさ。
 
ただ、ストーリー的には、ここまでは戦略の機知がまだ感じられず、
もう一段の盛り上がりが欲しかった気はする。
李牧の函谷関を破る秘策とは?!(大規模な装置がチラ見えしていたけど)
 
山田裕貴は、評価が真っ二つに分かれそうな演技だった。
最高と捉える人がいても自然だし、やりすぎだと萎える人がいても当然だろう。
 
自分は両方の感触が残ってしまったので、最高とは思えなかった。
ゾンビ描写が必要以上に長く感じられたのも、その印象を強めた要因だったと思う。
 
しかし、このペースだと合従軍編って、前後編じゃなくて三部作?
もちろん付き合うけど。でも、これって寅さんのペース?