竹宮惠子SF短篇集 3(完) 殺意の底
収録作品は以下。
・E=MC2
・エデン2185
・殺意の底
・エデンの国境
・ふる星のごとくに
・宇宙(うみ)に永遠
・雪国
・ハートあげます
・ヒップに乾杯!
一巻の感想はここ。二巻はここ。
本書のメインは、「エデン2185」から始まる五部作。
それに「私を月まで連れてって!」の一編である「E=MC2」を加えた構成だ。
川端康成の名作の冒頭をSF化した掌編「雪国」と、
セリフがほとんど無い「ハートあげます」「ヒップに乾杯!」は、
まぁ、おまけみたいなものだな。
後者の二作は締切ギリギリで話が完成しなかったためだとか。ひでぇ(笑)
五部作は全体の流れとしては悪くないのだけど、
単独作品として取り立てて高く評価したいものはないかなぁ。
というわけで、本書のベストは「E=MC2」として、
ベスト3の選出は見送っておこう。
この三巻を通じて、思ったほどSFの愉悦には浸れなかったかな。
三巻の順位を付けるなら、2>>3>1の順だな。





