新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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百合を愛する闘士

一昨日は新百合ヶ丘往復の歩きing。
新百合・若葉台の片道1時間コースは、最近はずっとこのパターンだな。
 
昨日は久しぶりに片道45分のシャトレーゼ往復の歩きing。
夏に欠かせないアイスの備蓄。今夏初めてのシャトレーゼ詣でなので、
我が家定番のたい焼きモナカ、板チョコモナカ、チョコバッキー(バニラ)を買って、
あとは適当にバラで数本。
 

  • 一昨日のブックオフ新百合ヶ丘オーパ
    1. 代闘士ハイコの事件簿 1 伊勢ともか・久園亀代 モーニングKC ¥110
    2. 代闘士ハイコの事件簿 2 伊勢ともか・久園亀代 モーニングKC ¥110

剣と魔法のファンタジー世界でのミステリ。こういうパターンは貴重だと思うんだけど、この2巻までで打ち切りになったみたいだな。打ち切りだからつまらないと決まったわけでもないだろうから、とりあえず読んでみるかと。
 

命運探偵神田川 1巻

 

チートな強運が勝手に事件を解決する
活躍できない残念探偵コメディ!!

 
割と好きだったかも。
 
ご都合主義を逆手に取った設定に意外にはまる。
ミステリっぽいポイントは、出た途端に崩れていく。
読んでて意外に楽しませて貰った。
 
主人公キャラは薄いけど(だって何にも出来ないわけで)
萌え妹キャラに、痛怪盗キャラ、
利用し尽くす気満々の幼馴染み刑事キャラと、
じわりと面白い。
 
まぁ百円棚で続きを見かけたら買ってもいいか。
 

マヤ

 
お蔵出し作品集。
収録作品は、プラネット・フィーダー/コトホギの日/フェアリー・テイルで会いましょう/
タコよ!/うさぎ/博物館ルポ(カラー)/水間の民族/雪魚の棲処/鶏頭樹
 
とはいっても、こりゃつまんないから漏れてきたんだろなって作品は無かったと思う。
これ、これまで入ってないなんて嘘でしょ、ってな作品までは無かったけれど。
 
初期作品が多そうだけど、やっぱ画が可愛いよなぁ。
須藤真澄の絶対的な魅力だろう。
 
ベストは「コトホギの日」で。描写の仕方に心惹かれた。
第二位は「フェアリー・テイルで会いましょう」で。画と話の可愛らしさがピカイチ。
第三位は「博物館ルポ」で。そういうオチだったとは思わなんだ。
 

時計仕掛けのりんご

 
「処刑は3時におわった」「聖女懐妊」「時計仕掛けのりんご」
「バイパスの夜」「嚢(ふくろ)」「イエロー・ダスト」
「悪魔の開幕」「帰還者」の8作品。
 
既読作品も多かったが、ミステリ色の強い作品ばかりで、
ミステリファンとしては読み心地抜群の作品集。
 
ただ、エンディングの処理に若干物足りなさを感じるものも多かった。
「処刑は……」は苦しみや痛みを長時間感じる恐怖を描いて欲しかったし、
「聖女懐妊」の最終頁の意味合いがよくわからなかった。
表題作も決着のさせ方が唐突だし、「帰還者」の最終頁の処理も乱暴だと思った。
 
ベストは物語性の高さの順で表題作、第二位は「悪魔の開幕」かな。
ベスト3の最後はほぼどの作品を選んでも良いけど、
雰囲気を買って「バイパスの夜」で。
 

写楽

写楽

写楽

Amazon
 
元々は映画「写楽」のシナリオとして。皆川博子が書き下ろしたものらしい。
小説版はその「初稿」を元にしてるらしいけど、
映画の「決定稿」は篠田監督やフランキー堺の考えで大分違ったものになってるらしく、
この漫画版はその両方を取り入れて再構成したものらしい。
 
現在では有名過ぎる人物ではあっても、
その正体が明らかにされず、様々な説があるだけに、
題材として魅力的な写楽ではあるんだけど、
それを物語として見せられても、ちっとも楽しくはないなぁ。
 
……ってぇのは、やっぱそういう謎にこだわりたがる
ミステリ者の悪い性(さが)なのかねぇ。