新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

本格ミステリ書評サイト「幻影の書庫」の旧管理人のブログです。カテゴリー欄の全レビュー索引より、書評、映画評、漫画評、その他評の全一覧リストを見ることが出来ます。同じくカテゴリー欄の年間順位表より各年度の新刊ミステリの個人的ランキングを確認出来ます。

mystery

ハヤカワ文庫の100冊

ポプラ社を卒業した後は、創元と早川に育てられたと言っても過言ではない、そんなオールド・ミステリ・ファンはきっと多いはず。だから、こういうラインナップを見ると、思わず顔もほころんでしまう、そんなハヤカワ文庫の100冊。 でもってその頃のミステリ…

今年こそは安楽椅子るぜぇ〜っ!

えっと、覚え書き。 JCOM入ってて良かったぞ、と心から思えるこの企画。今年こそは(関西よりちと遅れるけど)リアルタイムで挑戦だ! 安楽椅子探偵と忘却の岬 でもって、これがミステリ・チャンネルでの放映時間だよ。 問題編 10/4(土) 10:00〜 10/5(日) 16…

ミステリマガジン '08年6月号

ミステリマガジン 2008年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/04/25メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見るいやあ、いったいいつからぶりだろ、ミステリマガジン買ったの。だって特集が「ミステリ史を覆す! 世界…

放送禁止6

放送禁止6 デスリミット [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2008/08/20メディア: DVD クリック: 102回この商品を含むブログ (23件) を見る6/24 フジテレビ放送分。上記は既に予定されているDVD。 深夜帯にごくごく稀〜〜(ほぼ年一ペース)に放…

今日奇妙な金のアニメを見ましょ

本日のブックオフオンライン トゥデイ すべてが壊れる午前零時 安田賢司 新風舎 ¥751 ジョジョの奇妙な冒険 40 荒木飛呂彦 集英社文庫 ¥450 金のゆりかご 北川歩実 集英社文庫 ¥101 DVD アニマトリックス 特別版 ¥105 裁いてみましょ。 きら・酒井直行 …

本格ミステリ大賞発表

本格ミステリ大賞2008も、インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2008も、昨夜から本日にかけて発表が行われた。 前者の「女王国の城」、後者の「首無の如き祟るもの」の受賞は、どちらもガッチガチの本命で、これ以外予想しようがないってくらいの鉄板レース…

インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2008

政宗九さんが毎年主催している「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞」の〆切が昨日だったので、駆け込みで投票。もう締め切られてるので、自分の投票内容を公開。 1.投票作品名 『首無の如き祟るもの』 2.理由、およびコメント 『首無の如き祟るもの…

こういうモノですが

ここを見てくださってる人の多くも投票済みだとは思いますが、本日届きましたよん、「島田荘司veryBEST10投票記念名詞セット」。いやあ、たかだかネット投票で、投票者全員にこういうものを送付してくれるなんて、講談社太っ腹! その分、講談社BOXの『島田…

答合わせ(2008本格ミステリ・ベスト10)

昨日、ようやく献本が到着。原書房様、ありがとうございます。 2002年度版からこれで7年目、この本にコメント書かせて貰っています。 早速、自分のコメントをチェック。去年の出来事があったので、ちょっとドキドキ。 2008本格ミステリ・ベスト10作者: 探偵…

作家と遊ぼう! MYSTERY COLLEGE

トークセッション「回想の推理作家たち」 司会:大沢在昌 出演:西村京太郎、佐野洋、三好徹 この出演者三人がまとまって見られるのは凄いことだよなぁ。重鎮達の言葉の重み(静かな迫力)に、緊張する大沢親分という構図のおかしさよ。 ミステリー検定 出演…

本格ミステリ・ベスト10投票完了!

金曜日は庭師さんに入って貰って、表裏ともすっきりして貰った。特にここ数年の懸念だった、道路に面したところに植えてるエレガンテシマ達がさっぱりしたのが大きい。育ちすぎちゃって、もう目隠しってより、防犯上やばいんじゃないかってくらい、どうしよ…

ミステリーカレッジに入学しよう!

日本推理作家協会60周年のイベントは、とぉ〜っても楽しそう。「作家と遊ぼう!ミステリーカレッジ」だなんて、むっちゃ面白そうだわん。詳しくはコチラをどうぞ。こりゃあ、参加するしかないっしょ。 ついでに、東京創元社の近刊案内に、ついにアレが登場。…

キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!

今年の本格ミステリ大賞と、本格ミステリベスト10の第一位は 間違いなく、三津田信三「首無の如き祟るもの」が取るはず。 自信を持って断言しよう…… ……と思いきや、 これをひっくり返す可能性の話題が。 本格ミステリ作家クラブの公式サイトの7月の本格トピ…

ミステリ・ファンの法則(その1)

ミステリ・ファンに「とにかく読んでみて」と渡された本は叙述トリックである。 ミステリ・ファンとの待ち合わせはいつも本屋だ。

ミステリ・ファンにありがちな光景(その1)

TV欄の「時任三郎」を「古畑任三郎」と見間違える。 「趣味はミステリ」と言うと「『ムー』とか読んでるんですか?」と聞かれる。

関西ミステリ連合春の総会(鳥飼否宇講演会)

同志社ミステリ研究会の会長さんからメールいただいたのでご紹介。 自分も大学時代はSF研究部の部長やったり、剣持鷹士とミステリ愛好会立ち上げたりしていた人間なので、こういうサークル活動は、この程度の協力で良ければ、喜んでさせていただきますよん…

本格ミステリ大賞批判!

今年は固かったなぁ。どっちの部門も鉄板レースそのまま。例年になく読みやすい結果。 それでも個人的に一番意外だったのは、ジャミの思いがけないくらいの健闘っぷり。あれが”本格”で本当にいいの、本格ミステリ作家の京極投票者の皆様? でもまぁ、そんな…

大傑作!映像で見る新本格!

ひょっとしたら、本年度最高の叙述トリックは、TVの世界に於いて為されたのかもしれない。 テレビ朝日「くりぃむナントカ」で一番好きな企画は、「芸能界ビンカン選手権」である。たしかに過去コレまでにも、様々なアッと驚く意外性を提供してくれてきた。し…

カーの未訳中編

ミステリ・マガジンで来月号から2回分載で、以前から噂のあったディクスン・カーの未訳中編” Is Death a Sword Guard ? ”の翻訳が、ついに掲載されるらしい。訳者は勿論この人、森英俊氏。 いやあ、まさか本当に読める日が来るなんてね。嬉しいぃ〜〜〜〜っ…

SRの会55周年記念全国大会オフレポ(番外編)

写真を全然載せてなかったことに気付いたので、第一回〜第四回のオフレポに追加。といっても、ボケボケの紀田氏の写真が一枚(ボケボケは写真にかかってますのでお間違いなきよう)と、座談会の写真を二枚携帯で撮っただけなので、サインやパンフレットの写…

SRの会55周年記念全国大会オフレポ(第四回・座談会編)

さて、いよいよミステリ界最注目の二人を迎えての座談会の開始。座談会といっても、司会の廣澤氏によるインタビューという形式で進められた。 (写真は左が道尾氏、右が米澤氏) まずは全体を通じて、私が受けた二人の印象から。 米澤穂信氏は誠実な人柄で、…

SRの会55周年記念全国大会オフレポ(第三回・講演会編)

渋谷に集結するミステリの鬼達。一般参加者も含めて、80名くらいいたのだろうか。もっとかな? 後で道尾氏が驚いていたように、年齢層が無茶苦茶高かったのは、SR主催だからだろう。これに関しては、いずれ別エントリで書いてみたい。 さて、ようやく13:00。…

SRの会55周年記念全国大会オフレポ(第二回・本大会へのプロローグ編)

この第二回は完全に個人的な内容だけなので、全国大会に興味のある方は、どうぞ明日の第三回へお進みください(明後日まで続きそうだな、こりゃ)。 二日目。今日がゲストを迎えての本大会とレセプションになる。 しかし、開場は12:30。いつも通り6:30には起…

SRの会55周年記念全国大会オフレポ(第一回・前夜祭編)

まずは前夜祭。会場は五反田「ゆうぽうと」。17:00よりカフェレストランでビュッフェスタイル。宿泊もなんとシングルだったよ。これも時の流れなのかな。毎年のように参加していた40周年前後は、いつも日本宿でお座敷宴会、宿泊も数人で一部屋だったよなぁ。…

SRの会55周年記念大会

SRの会では毎年全国大会が開かれている。中でも10年ごとの節目では、ゲストを招いて大々的に記念大会を催してきた。 たとえば私が参加した40周年記念大会in京都(1992.4.5)では、凄いゲスト達が目白押し。私が持っている『鮎川哲也と十三の謎'90』には、我…

本ミスの残念!(カッコつけて失敗しちゃったの巻)

続いて今朝の出来事。朝刊を取りに出たら、本ミスの献本が到着していた。取り急ぎ自分のコメントだけチェックしてみる。すると残念なことが発覚。編集によって、海外物の趣向の文面が変わっちゃってるよ。 ちなみに元々送った原稿はコチラ(14文字×16行が要…

投票順位公開&1位予測

投票期間も終わったので、自分の順位だけ公開。どうせ「幻影の書庫」で年間順位表公開してるから、ほとんど変わり映えしないものね。 ●国内ベスト作品: 1 仮面幻双曲 大山誠一郎 2 名探偵はどこにいる 霧舎巧 3 夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信 …

投票終了!

本日無事に本格ミステリ・ベスト10の投票終了。ネット投票の〆切も本日24時。 去年は〆切当日に慌てて書いたけど、今年は昨日。一日の進歩。でもって、今年も海外版は40分ほどでピタリとはまる。制限あった方が実はやりやすいってことなんだなぁ〜。かと云…

「死の相続」プチ・キャンペーン(ゾンビが警察を追い出す)

プチ・キャンペーン継続中。 昨日から早速読み開始。粗筋を読んだときには、24時間毎に一人一人死んでいくのかと思ってたら、全部が24時間以内なわけなのだな。凄い勢いで死んでいく相続人達。しかもこの館を離れてはいけないという条件。タイム・リミット・…

「死の相続」プチ・キャンペーン

なんといういかした(死語)タイミング! 昨日原書房様より、御献本として「死の相続」が送られてきました。思わず喜びの猫じゃ猫じゃ……は別サイトだよな。喜びの余りしばらく部屋を駆け回った後で、早速クロネコさんのキャンセル処理。 しかし、懸賞で当たっ…