新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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「死の相続」プチ・キャンペーン

なんといういかした(死語)タイミング!
昨日原書房様より、御献本として「死の相続」が送られてきました。思わず喜びの猫じゃ猫じゃ……は別サイトだよな。喜びの余りしばらく部屋を駆け回った後で、早速クロネコさんのキャンセル処理。
しかし、懸賞で当たって本を貰ったことはあっても、献本なんてリアル友人の剣持鷹士の著者献本くらしいか経験無いよぉ〜。あっ、「エロチカ」があったか。ま、とにかく、それにしたって、こんな胸キュンでハートにズッキュンな(死語な上に、使いどころ間違ってる)、見事にピンポイントでヒットしている本を送ってくださるとは。だって、解説の題名が超弩級の密室ミステリ」なんだよ。読まずにいられますかいってなもんさ〜。ああ、ありがたやぁ〜、ありがたやぁ〜。
お礼を込めて、プチ・キャンペーン。

カーの大仕掛けと怪奇趣味、
そしてクリスティのサスペンス
黄金時代の〝異端児〟 初登場!
「密室ミステリの歴史に燦然と輝く、
おそるべき怪作」森英俊

ほらほら、カー・ファンなら、まず間違いなく読まなくっちゃだわ。でしょ。
しかもクリスティのサスペンス。どこがクリスティなんだかわからないって?
そういう人には、この粗筋でどうだ!

ハイチに住む実業家が死に、屋敷には七人の相続関係者が集められた。
「私の遺体は丘の上に深く埋め、棺には杭を打ちこむこと。
財産は第一相続人にすべてを譲る。ただし、第一相続人が二十四時間以内に死んだ場合、第二相続人が権利を得る。
第二相続人が二十四時間以内に死んだ場合には第三……」と奇妙な遺言が読み上げられる。
遺言書をなぞるように屋敷では相続人が奇怪な死を迎えていき、
そして最後に残された第七相続人に……。
息詰まるサスペンスと驚天の仕掛けで読者を奈落に突き落とす
黄金時代の異端児による怪作がついに登場!

二十四時間以内に次々と死んでいくってんだから、「そして誰もいなくなった」のタイム・リミット・サスペンス盛り込みバージョンだよ。
しかも「読者を奈落に突き落とす」「驚天の仕掛け」まで待ってる「怪作」なんだよ。バカミス・ファンもきっと見逃せないぞ。だって、ゾンビまで出てくるらしいからな。
 
さあ、「死の相続」が貴方を待ち受けている!!