新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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貴公子

04/27(土) イオンシネマ多摩センターにて鑑賞。
 

ラスト20分、予測不能。金か、命か、誇りか。フィリピンで病気の母のために地下格闘で日銭を稼ぐ青年マルコ(カン・テジュ)は、韓国人の父の行方を知らない。そんなある日、彼の前に“父の使い”を名乗る男が現れ、マルコは韓国に向かうことに。飛行機の中でマルコが出会ったのは自らを“友達(チング)”と呼ぶ 謎の男“貴公子”(キム・ソンホ)。不気味に笑う貴公子に恐怖を感じ逃げるマルコだったが、彼の執拗な追跡と狂暴ぶりに徐々に追い詰められていく……。

 
何が起こっているのかわからないまま物語は続く。
 
中盤で大きな目的が明らかにされるが、
これは確かにこういう状況のお決まりの定番パターンだから、
気付かなきゃいけなかったな。
 
それでも貴公子の謎な感じは残ったまま。
 
このキャラクタは確かに悪くない。
 
そこまで衝撃ではないけど、最後にはその謎もすっきり解決されるし、
最後の最後まで、にやりとするツイストが待ってたりもするし。
 
観るべしってほどのお薦め映画では全然ないけど、悪くはなかったかな。