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テロール教授の怪しい授業(3) (モーニング KC)作者:石田 点講談社Amazon 今回は講義以上に、実例として描かれた話がメインだった。 特に前半はカルトの世界にはまった人との コミュニケーションの難しさを実例で示した話。 「どっちも自分が正解を知っていて…
イグアナの娘 (PFコミックス)作者:萩尾 望都小学館Amazon 収録作は「イグアナの娘」「カタルシス」「午後の日射し」 「学校へ行くクスリ」「友人K」の5本。 やはりベストは表題作で、次点は「学校へ行くクスリ」に なってしまうな。 どちらも大島弓子や高…
池袋スティングレイ(2) (ヤンマガKCスペシャル)作者:別天 荒人講談社Amazon 2巻はほぼまるまる入れ替え戦。 そして、ミッションの謎解き要素が高まってきた。 とはいえ、謎解きとしては弱々の内容。 青山広美としては物足りなさすぎかなぁ。 最終の決着は最…
池袋スティングレイ(1) (ヤンマガKCスペシャル)作者:別天 荒人講談社Amazon まだ最終の3巻は入手してないんだけど、個人的には 信頼度の高い青山広美なので、どんな作品か気になって、 ひとまず2巻まで読んでみることに。 向こう見ずのギャンブラー・赤井が…
細野不二彦短編集 (2) (ビッグコミックス)作者:細野 不二彦小学館Amazon 「さすがの猿飛」「愛しのバットマン」「ギャラリーフェイク」 の番外編5作品(バットマンが三作)に、 「タトゥーあり」「用心某」「眠らない男」の読み切り三作品。 3巻同様バラエ…
細野不二彦短編集 (ビッグコミックス)作者:細野 不二彦小学館Amazon ネット・アイドル物の「僕らはネットで恋をする」と、 恋愛ゲームの聖地巡礼物の「恋するATAMI」の、 ラブ・ストーリー二作品は、そういう現代風のモチーフには 心惹かれなかったんだ…
ロスト・ラッド・ロンドン 2 (ビームコミックス)作者:シマ・シンヤKADOKAWAAmazon 日本のコミックスには無いタイプの画風にマッチして、 キャラクタ造形や会話の進め方も、まるで洋画風。 今回はユキとエリスのエピソードが 魅力的に描かれてたな。 冤罪の罠…
ロスト・ラッド・ロンドン 1 (ビームコミックス)作者:シマ・シンヤKADOKAWAAmazon 全3巻と自分で書いてたのに、すっかり忘れてて、完結してるつもりで 読んじゃったので、まずはそこまでの感想を書いておこう。 とにかく独特の雰囲気のある画が魅力的。 な…
掟上今日子の備忘録(5) (KCデラックス)作者:浅見 よう講談社Amazon この巻は短編「掟上今日子のバラバラ死体」と、メインの「旅行記編」。 短編は前巻の感想にも書いたけど、一介の刑事が高額払って依頼するはずないでしょと、 またまた余計なことが気になっ…
掟上今日子の備忘録(4) (KCデラックス)作者:浅見 よう講談社Amazon 順番通り読まにゃいけない作品でもなさそうなので、3巻飛ばして読んでみた。 この巻は短編一つと、メインは「婚姻届編」。 ミステリ的に言えば、どちらも結論ありきの推理としか思えないん…
Q.E.D.iff -証明終了-(23) (講談社コミックス月刊マガジン)作者:加藤 元浩講談社Amazon 「同化」 漫画だからこそ成立するというか、漫画じゃなきゃ成立しない、 ってところで、雰囲気は良いのが取り柄の作品。 犯人決め手の罠は悪くなかったけど。 「形式的…
シンプルノットローファー作者:衿沢 世衣子太田出版Amazon 「制服ぬすまれた」は広義なミステリ短編集だったし、 非ミスの「ベランダは難攻不落のラ・フランス」にも微妙に ミステリ的なエッセンスを感じられたので、少しは期待してたのだけど、 これにはそ…
天久鷹央の推理カルテ 4 (BUNCH COMICS)新潮社Amazon 最終巻は一巻まるまる「天使の舞い降りる夜」 一番いい話を最後まで残してたパターンだったんだろうな。 ミステリ的なアクロバット性は特には無かったけど。 心停止の真相は、そんなものがあるんだという…
天久鷹央の推理カルテ 3 (BUNCH COMICS)新潮社Amazon 「甘い毒」 病気に関しては、読者にはわかりようもないが、“甘い毒”の正体は 読者にも推測可能なものなので、その辺が面白みを感じさせてくれる。 「吸血鬼症候群」 いやあ、ちょっと気持ちの悪い話だっ…
天久鷹央の推理カルテ 2作者:知念実希人新潮社Amazon 「不可視の胎児」 最後の説得の台詞が、説得力があって、良かった。 「オーダーメイドの毒薬」 このシリーズは勿論、医学知識が必要な真相ばかりだから、読者が先に真相に辿り着くのは不可能。 なので、…
マロニエ王国の七人の騎士 (3) (フラワーコミックスアルファ)作者:岩本 ナオ小学館Amazon というわけで、謎は一つも解決されることの無いまま、 どんどんどんどん積み上がっていく。 1巻の感想で (だから生まれた時点でわかるまいなんて、無粋な突っ込みは…
マロニエ王国の七人の騎士 (2) (フラワーコミックスアルファ)作者:岩本 ナオ小学館Amazon この巻の前半は、前巻で感じた「裏の有りそな展開」がメイン。 不思議な感覚はずっと継続したまま、 だけど謎は解決しないまま、突然ふっつりと展開は終わる。 と思っ…
マロニエ王国の七人の騎士 (1) (フラワーコミックスアルファ)作者:岩本 ナオ小学館Amazon 「金の国 水の国」がとても良かったので、 それと同系統のファンタジー作品らしいので、 長男編が完結する3巻までお試しに買ってみたもの。 まずは七人兄弟の命名に面…
掟上今日子の備忘録(2) (KCデラックス)作者:浅見 よう講談社Amazon 2巻は長編。 と云っても、1巻で完結できる程度の内容。 やっぱりミステリとしては超小粒。 原稿の隠し場所とかね。 ほんのちょびっとのワン・アイデア。 まぁ、いかにもなライトノベル。 …
掟上今日子の備忘録(1) (KCデラックス)作者:浅見 よう講談社Amazon 勿論、西尾維新の原作は未読。 最後に彼の作品を読んだのは2012年。 ジョジョやデスノのパスティーシュを除くと、 何と2002年から20年以上読んでないんだなぁ。 まぁ、そんなことはともかく…
グレート・マジンガー (ST comics)作者:永井 豪大都社Amazon マジンガーZもグレートマジンガーも完璧に世代。 放送期間を見ると、8歳の頃にZが始まって、11歳でグレートが終わったようだ。 当然のごとく覚えてはいないんだけど、 やはり懐かしさが胸を打つ。…
文豪失格 文豪、同人マーケットに出る! ?編 (リュエルコミックス)作者:千船 翔子実業之日本社Amazon 文豪たちのハイテンション教養ギャグ漫画、第三弾。 この巻のメインは副題の章と、幼少期エピソード編。 とはいえ、幼少期編はエピソードが全般的に弱かっ…
文豪失格 文豪の恥ずかしい手紙編 (リュエルコミックス)作者:千船翔子実業之日本社Amazon 文豪たちのハイテンション教養ギャグ漫画、第二弾。 この巻では江戸川乱歩に坂口安吾が登場。 パーフェクトキャラの志賀直哉の登場も結構便利枠。 史実織り交ぜで、げ…
文豪失格 (リュエルコミックス)作者:千船 翔子,AIRAGENCY・フロンティアワークス実業之日本社Amazon 文豪たちのハイテンション教養ギャグ漫画。 この前読んだ「文豪春秋」が、ちょうど良い感じの 予習になってて、エピソードがすんなり入ってくる。 天国を舞…
家電探偵は静かに嗤う。 1 (チャンピオンREDコミックス)作者:藤見 泰高秋田書店Amazon 家電のサービスマンが探偵役をつとめる作品。 なんと大森望の解説付き。漫画としては珍しいパターンだな。 氏のまとめがあまりにも適切なので、手抜きで引用。 「家電を…
謎解きよりも大変だ(1) (ヤンマガKCスペシャル)作者:遠藤 準講談社Amazon 必要なのは”ヒラメキ”だ! 謎解き青春コメディー、ついに開幕! そうだよね。これだけの謎解きブームなんだから、 こんな漫画が無いはずないもんね。 これまで他に自分の目に入るもの…
鴨乃橋ロンの禁断推理 8 (ジャンプコミックス)作者:天野 明集英社Amazon 「消えた白菜事件」 箸休めにもほどがある(笑) 「見えない血文字殺人事件」 どうってことない短編ではあるんだけど、映像的伏線とか、 事件の構図の面白さとか、意外な動機とか、地…
×ゲーム 山田悠介REMIX (3) (バーズコミックス リミックス)作者:山田悠介幻冬舎コミックスAmazon うわぁ、グロいだけだった。 最後には意外性を入れ込もうとはしてるんだけど、 フリが全然出来てないだけに、 全く納得感を引き出せてない。 最後の最後までと…
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上 (単行本コミックス)作者:桜庭 一樹KADOKAWA(富士見書房)Amazon砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下 (2)作者:桜庭 一樹KADOKAWA(富士見書房)Amazon やるせない話。許せない話。 原作は当時非常に話題になったのだけど、 やっぱ…
SPコミックス (仕掛人 藤枝梅安 1)作者:武村勇治,池波正太郎リイド社Amazon 池波正太郎の原作は当然のごとく未読。 しかしながら、やはり、この作品こそが全ての必殺シリーズの原典。 というわけで、その始まりを知ってみたいということで、 簡易的に漫画版…