テロール教授の怪しい授業 3巻
今回は講義以上に、実例として描かれた話がメインだった。
特に前半はカルトの世界にはまった人との
コミュニケーションの難しさを実例で示した話。
「どっちも自分が正解を知っていて
相手はどうしようもなく間違っている!
という人間のコミュニケーションは失敗しやすいですねー」
という台詞がなるほどと感じられた。
中盤は善意のみなのに、知らずマルチに踏み入ってしまう話。
最後の実例は、極端に大きくなって、イスラエルの話。
これまた知らないことばかりで、非常に興味深かった。