新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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現代海外ミステリ・ベスト10(「幻影の書庫」選)

昨日の日記で予告してた案件。早速選んでみた。
 
まず「現代」の定義をどうしようかと迷ったんだけど、
自分自身の同時代性として、70年代、80年代まで入れちゃうと、
なんか既にもう古典臭がしてそうな作品が何作も入ってしまうし、
2000年以降にしちゃうと自分の読書量では10作も選べないので、
「原著が1990年以降に刊行された作品」という条件にしてみた。
 
もう既に記憶は風化してしまってるので、順位は付けない。
過去の採点で全て8点以上付けてる作品だから、自分としては大満足な作品ばかり。
海外ミステリは古典中心にしか読んでないので、他の方に参考になるリストではないだろうけど。
 
それでは、私の選んだ現代海外ミステリ・ベスト10がこれ。

  • 七番目の仮説 ポール・アルテ
  • デス・コレクターズ ジャック・カーリイ
  • 13・67 陳浩基
  • 魔術師 ジェフリー・ディーバー
  • 悔恨の日 コリン・デクスター
  • 天使と悪魔 ダン・ブラウン
  • 騙し絵の檻 ジル・マゴーン
  • 奇術師の密室 リチャード・マシスン
  • 虚擬街頭漂流記 寵物先生
  • 猟犬クラブ ピーター・ラブゼイ

アルテやデクスターやラブゼイの選択が上記になってるのは
代表作の原著の刊行年が対象外だからなので、そこんところはよろしく。