- 作者: 麻耶雄嵩
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/03/30
- メディア: 単行本
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それだけでもう一定のレベルは保証されてること間違いないのだけど、
あんまりすっきりと良かったぁ〜てな感動にはならなかったな。
難易度高すぎ。
焦点が絞られているとか、そういう話ではないので、
全体的に捉えないといけないし、状況がすっきりと頭に入るようなものではない。
TVドラマ用に作られた作品だから、視覚で表現された方がすっきりする作りになってるんだろうな。
特別な仕掛けは無く、普通の手順で解く作品だし。
また探偵という仕組みに対する”いじり”ももう一つの大きな要素だけど、
麻耶クンにしては、あまりにも捻りがなさ過ぎ。
”直感”と”論理”を割り振ってるだけなものなぁ。
素直な作品で、ただややこしいだけ、だと、
私の愛する麻耶クンの良さはあまり見えてこないなぁと。
というわけなので、採点は6点。