07/17(日) イオンシネマ新百合ヶ丘にて鑑賞。
ここからは原作未読の未知領域。勿論アニメも未見。
だけど前作を見て、原作の再現度には信頼感を抱いてるので、
これは本当はどうだったんだろうとか、余計なことは考えずに、
素直に受け容れられた。前作分だけでも読めておけて良かったよ。
前作の完璧なドラマ仕立てに比較して、本作は信の初陣である
蛇甘(だかん)平原の奪還(と書きたくなるよなぁ)だけに終始するので、
ドラマ成分薄いんじゃないかと心配したけど、杞憂だったな。
その分、アクション要素がましましで補ってくれてるってこともあるし。
山崎賢人はよりダイナミックになってたし、
清野菜名のアクションは華麗で見応えがあった。
個々のキャラクタの強烈な個性の魅力、それらを演じきる俳優達の画力(えぢから)。
鮮烈な台詞、とびきりのアクション、展開のダイナミックさ、
いやあ、総合的に本作も大いに愉しめるエンタテインメントだった。
こんな風に、是非とも今後もつまみ食いせずに、じっくりと描き続けていって欲しい。
毎年一作、キングダム10とかになっても、付き合っていけそう。
(とは思いつつも、もとより少年の成長譚としては年齢設定に無理があったところが、
長尺過ぎるとますますどうなってしまうかな、というのは気になるところではあるが)