新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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新感染半島 ファイナル・ステージ

01/11(月) イオンシネマ座間にて鑑賞。
 
イオンシネマのハッピーマンデー(映画が¥1,100)と祝日のハッピーマンデーが重なったからか、
既にプレミアシートは全部埋まってたけど、新百合は午後しかやってなかったので、
一度は行こうと思ってた座間のイオンまで。
出かけていった自分が言うことじゃないけれど、緊急事態宣言の中、イオンは凄い人出。
特に家族連れが群れをなしてたな。
  
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抜群のジェットコースタームービーでありながら、親子愛も一つの軸に据えることで、
日本人好みの超面白映画に仕上がってた前作がとても良かったので、続編は映画館で観ようと。
 
こちらは前作のような展開で魅せる作品ではなく、要所のアクションでたんまり魅せる作品。
ゾンビ映画と云うよりは、カーチェイスアクションムービー。
世界観までひっくるめて、まるっきりマッドマックスやんね。
 
こっちも充分に面白かったけど、個人的にはやはり前作の方が圧倒的に良かった。
アクションよりも展開やシナリオの方を重視する方だし、
人間ドラマ的にもやはり前作の方に大きく心惹かれる。
こっちはラストの親子愛一点張りだからな。
 
631部隊は単純な”敵”としか描かれてなかったし、なにより主人公に心情が見えない。
演出なのか、いっつもきりっとした男前顔してるだけで、なんか他人事的。
そんなわけなので、姉の旦那を死に物狂いで助けに行くところも必然性があまり感じられず、
見せ場のはずのラストも、なんか盛り上がらずぬるっとしてたような印象。
結局、目立って活躍してたのは親娘で、主人公は影薄かったよなぁ。
 
そんなこんなだけど、第三弾もありそうかな?