08/20 テレビ東京放映分。
- 出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム
- 発売日: 2008/04/18
- メディア: Blu-ray
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東京ドームシティの宇宙ミュージアムTENQに行くことになっている。
ちょうど「君の名は。」公開記念で、「新海誠が描く宙(SORA)展(TEN)」
ってのもやっている。
そこでふと、新海誠って一本も見てないや、ってことに気付いてしまった。
なんとまぁ、自分の好みにずっぽりはまってるような気がずっとしてたのに、
まさか全く見てなかったとは、自分が一番驚いちゃったよ。
そんな折りにちょうどいいタイミングでテレビ放映してくれたから、喜び勇んで鑑賞。
特別番組なので、事前に映画の紹介を詳しくやってくれて助かった。
すっかりSF系の作品ばかりの映像作家だと思ってたから、
前知識無しに見たら、きっととまどってたんじゃないかと思う。
この題名もとってもSFチックな印象を受けてたからなぁ。
桜の花びらの落ちる速度だったとは。
この映画の中では特別なことは何も起こらない、列車が遅れるくらい。
また”距離”が重要なテーマであり、明里が常に先を歩く、
というのも意図した演出だってのも、映画の前に監督の口から語られる。
それを踏まえて見ることが出来たから、すんなりと入って来たかな。
ただ、やはり意図して引き起こされる感情だと思うけど、もどかしかった。
第一話ラストの独白からすると、吹っ切れているはずだと思うのに、
それにしてはあまりにも引きずりすぎ。
逆にもしも吹っ切れていなかったとするならば、行動おこなさすぎ。
自分が13年越しで高校時代の同級生の思い人と結婚した人間だから余計に。
でも、第一話、第二話でも感じられるように、このもどかしさは狙いだろうしね。
この作品好きだと主観的には思えないけれど、
客観的に見ればきっと自分も好きなんだと思ってしまう。
なんでかわからないけど。時間経つほどにそう思えるようになる気がする。
「君の名は。」はきっちりSFしてそうだし、
今までの作品の中でも一番自分に向いてそうな気がするなぁ。