- 作者: 草野唯雄
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1989/08
- メディア: 文庫
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とにかく”トリック”がなきゃ推理小説じゃないよってなもんで、
どんなものにもトリック探しした挙げ句が、表題作のようなもんになる。
「見つけた〜」と思うと、「街は知っていた」みたいなもんになるし、
それが更にこじれると「被害者を追え!」みたいになってしまう。
だから比較的トリックがまっとうに決まった作品でベスト3は確定。
バカトリックの域に達した「一寸先は闇」がベスト。
ありがちだけど、の註釈付きで「視野の盲点」「ただ程こわいものはない」でベスト3。
現代の視点からでは、採点は6点が関の山。