新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ミステリー’z 10周年記念宿泊オフ

オンラインの世界には、さほど長続きするものなどない。
まぁそう言い切るのも乱暴だとは思うが、様々なシステムが入れ替わり立ち替わり現れてくるような状況では、そうならざるを得ないのが妥当なとこだろう。SNSmixiのような)やTwitterでのつながりなども、きっと一過性のものになると思うし。
 
ただそこから「人と人との付き合い」に移行したならば、それは長続きすることだって充分あり得る。オフラインの繋がりって、電源の入り切りやネットの接続断みたいには簡単なものじゃないからね。
 
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そんな中で個人的に一番続いてるのは、このミステリー’z MLのつながりだろう。メーリング・リスト自体は、年に一度の連作大会を除いてはほとんど流通はない状態だが、年に一度や二度はオフで会ってる間柄。それが10年来の付き合いになるってえんだから、オンラインから始まったにしては珍しい仲間達なんじゃないかと思う。内部で複数の夫婦縁組もまとまったし、なんとメフィスト賞作家だって誕生した!
 
ってなわけで、日曜日から月曜日にかけて、10周年記念大会の宿泊オフに参加。場所は日本橋の住庄ほてる。初期の一万通記念オフでも使用したとこだ。人間関係が出来上がったところで、初めてではない場所。ミステリ好きの連中が集まるとなったら、殺人事件の一つや二つは起きてもおかしくはないのだが……
 
…… かくして事件は起こった。 ……
次々に血まみれの死体と化すメンバー。疑心暗鬼になったメンバー達はついに仲間さえも血祭りに。果たして、事件は解決するのか?
 
……と、無駄な引きをしてしまったが、マーダーゲームが出来ず(夜の明かりが障子の向こうからほんのりと宴会場を照らす)、始めたのが人狼ゲーム。ほとんどのメンバーはネット上でやってるので初心者は数人だけだが、私もその一人。
  
いやあ、面白かった! 夢中になって午前3時頃までひたすらやってたもの。ほとんど役職引きっぱなしの人もいる中で、刑事一回引いただけという弱運きわまってたのが残念すぎるけどさ。
 
なかなかロジックに慣れないとこがあったり(どう考えてもそんなことはあり得ないんじゃ、という袋小路に陥ったりね)、基本的に人を信じやすいのでことごとく裏切られて泣いたり(まぁ魔性の女優に騙されるのは仕方ないよね!)。
でもホントに楽しかったから、次回はネット版でも参加してみよう。夜型行動出来ないのが迷惑になるんじゃないかと避けてたけど、これだけ楽しいと参加しないのは勿体ないやん。
 
もう一つ新規のゲームとしてやった、キーワード多数決ゲームも良かったよ。ある程度人数集まるのが必要だけど、これは結構定番に出来るんじゃない?!
 
翌月曜日は有志一同でこれを鑑賞。
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なんといっても孫とはしゃぐクリスティが見られたりとか、水着動画にのけぞったりとか、声だとかが聞けちゃうのが、とってもGoodだったよぉ〜。創作ノートなんかも、非常に良く集めてあるし(ただこれは日本人にゃあよく読めないわな)、写真も豊富。
だけどまぁ、やっぱ高いし(¥1,300!)、狭いし(30分は過ごせないのでは?)、グッズもあんまりいいものはなかったなぁ(と言いながらも、パンフレットと格好いいクリアファイルと少女時代のクリスティのブッククリップを購入)。
 
う〜みゅ、全然オフレポになってないのは、どうか許してたもれ。