新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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人はちくわと同じだから朝マック

毎週水曜日は子供を別の学校まで送っている。徒歩16分で最寄り駅。電車二駅。徒歩3分で乗り換えて電車一駅。そこからバスで7分の小学校。バスに乗せたら一駅戻って、そこから電車で出勤。ちょうどいつもの出勤時間なので、普段は8時半出社なのが、9時15分出勤になる程度ですんでいる。送っていくこと自体に特に問題はない。
問題はやはりそれが朝だってことだ。
人間の身体は、トポロジー的にはドーナツやちくわと一緒である。口から肛門まで繋がった一つの管の周りに、身体が形成されている。入り口があれば、出口がある。特に胃の中に食物が入れば、胃腸は活発に蠕動運動を始める。入れば出る。こういう身体構造を持った人間であれば、それはおそらく真理なのだ。
……というわけで、水曜日は家で朝ご飯が食べられない。食べた後、これだけの距離と時間をかけてしまえば、途中で大変な目に遭ってしまうのだもの。まだ大人は我慢できるが(といっても私は非常に苦手なのだが)、子供じゃなかなか辛いもの。最寄り駅近くまで行かないと、途中にコンビニは一軒のみ。それにまだ最寄り駅自体はましだが、乗換駅のトイレはいつも長蛇の列なのだ。朝だから他に空いてるとこもない。二駅の電車でも、一駅目で降りる羽目になったことも。そういうことを何回か繰り返して、家での朝ご飯は諦めた。
結局は一番の安全策を採ると、学校のある駅に着いてから食べることになる。以前はドトールで珈琲一杯頼んで、かみさんの作ったおにぎりを食べてたのだが、持ち込み禁止を言い渡され追い出されてしまった。仕方なく駅のベンチでおにぎり食べること数ヶ月。さすがに昨年末師走の声を聞いた頃から駅の寒さが身に染みて、最終的に落ち着いたのが「冬場は朝マック」なのだった。
はぁ〜、ようやく題名まで辿り着けた(笑)。ま、ここで終わりなのだけど。
ちなみに最近の私の定番はマック・グリドル。ハンバーガー(中身はソーセージらしいが)の外側のパンが、パンケーキ生地でメープルシロップで味付けされたもの。どうせお子ちゃまな味覚なんだから、これでいいの!