新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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砂上の法廷

TSUTAYA西友町田店にてレンタル。
【2023年版】大どんでん返しを食らう映画おすすめ50選というサイトから
未見作品を選んだ3本中の2本目。

 
大どんでん返しがあるとわかっていれば、
どんな真相かは容易に想像が付いてしまうタイプの作品。
そもそも登場人物が少ないので。
 
どんでん返し作品や叙述トリック作品(こちらは主に小説)の宿命的に逆説的なジレンマ。
それがあるとわかっていれば読めてしまうことも多いわけなんだけども、
そもそもそういう作品だと知らなければ手に取ることもなかったというジレンマ。
 
最後のどんでんよりも、ずっと黙秘してた息子の突然の証言の方が、
意外性高し。まさか、そんな手で来たかと。
 
キアヌは終始ぱっとしないし、嘘発見器設定の助手が
どんな活躍見せてくれるかと思うと全くの肩すかしだし。
 
息子の証言除けば、法廷物としての機微もほとんど感じられず。
 
どちらかと言えば、つまらない部類の作品だったな。