探偵ゼノと7つの殺人密室 7巻
AI暴走を扱う「顔のない悪魔」編。
当然5つめの殺人密室だと思ってたら、こんなことに。
全体的に悪くはないけど、ってところだなぁ。
証拠の見せ場を作ってはあるけど、
推理の根拠は特に無いんだよなぁ。
残り1.5冊で、殺人密室三つ。窮屈だなぁ。
ということで、過去の真相を見せながらという演出有りではあるけれど、
あっさりとハウダニットだけの「幻影の劇場」編。
これまでの中ではハウの独創性はそれなりにあるかもしれないけど。
おまけみたいな「赤錆通りの銃声」編も
証拠を出すシーンはあっても、推理の根拠が無いのは同じ。