探偵ゼノと7つの殺人密室 4巻
ここからは第四の殺人密室の話になるのだが、
殺人密室以外の事件が二つも前哨戦みたいに展開される。
「殺人桟橋」
まずはこれ。ちょっとした殺人トリックだけど、
殺人密室で示される、ゴリゴリの物理トリックよりは、
こういうのが小気味よいかも。
「鬼神の島」
殺人密室の中で死体が発見されるのだけど、これもまた別の事件。
ミステリ的にはさほど面白味は無いかな。
「隠された神」
この巻では、まだ殺人密室の調査は行われず、次巻に持ち越し。
全8巻だから、基本は各巻で一つずつ解明されるかと思ってたら、そうでもないのね。
何故か伝奇的な話が展開しているこの巻。
さて、どうなっていくのか?