02/25(日) イオンシネマ海老名にて鑑賞。
参加者が推理小説の登場人物となって話し合いながら事件解決を目指す体験型ゲーム「マーダーミステリー」のゲームシステムをベースにしたテレビドラマ「マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿」シリーズの劇場版。
こういうテレビドラマをやっていたとは知らなかった。
関西ローカルみたいだから、当然なんだろうけど。
こちらでもやってくれないかな。
「マーダーミステリーシアター 演技の代償」は
動機の手がかりくらいしかなくて、ミステリにはならなかったけど、
本作は二回に分けての手がかり提供タイムでは、
ちゃんと真相に繋がるような手がかりが提供されてて、
一応推理物として成立させようとしてるのは、良い感触。
だけど、ミステリとして面白い物ではないのは、きっとしょうがない。
やはりアドリブ劇を愉しむのがメインなんだろうから。
だから、なんとかシナリオを完結させるということよりも、
ゲームとしての興味をもうちょっと拡げて欲しかった。
各自にどういう設定があらかじめ渡されていたのかとか、
ゲーム終了後の感想戦とかにもう少し時間を割いて欲しかったな。
あと気になったのは、バラエティの範疇ではアドリブ力抜群の劇団ひとりだけど、
こういう中ではオーバーアクション過ぎて、ちょっと邪魔気味だったこと。
テレビシリーズと劇場版では勝手が違ったんだろうか。
劇場版として成立させるために、探偵役だし、裏回しも出来るように
ひとりだけは真相はあらかじめ聞かされてるだろうと思ってたけど、
謎解きシーンに入ってもぐだぐだで、他の登場人物の指摘から、
犯人独白に移っていってたから、ホントに知らなかったのかね。