08/06(日) イオンシネマ新百合ヶ丘にて鑑賞。
今回は前半と後半で別々の二つのエピソードという構成だった。
前半の紫夏編だけど、感動枠ではあるんだけど、
「あれ、『中華を統一する』という直接の表現は無いんだ」
というのが、なんとなく引っかかってしまって、
素直に感動できないまま、ちょっと中途半端な気分になってしまった。
これは原作に忠実なんだろうから、もし原作読んでても、
同じところで引っかかったかもしれないけどね。
でもって、後半の合戦シーン。
いやあ、いくら何でも、今回だけは荒唐無稽に感じられて、
終始引っかかってしまってばかりで、乗り切れなかった。
どう考えても、こんだけの被害で済むわきゃないでしょと、
さすがにこの実写版ではリアリティを感じることが出来なかった。
陣が完全に横並びで構成されてたからなぁ。
後ろに本陣だけが少し離れて別格に構築されていて(日本の戦はこんな印象)
そこを強襲する形であったら、まだしもリアリティがあったかもしれないのに。
ここも原作に忠実なんだろうけど、漫画でのリアリティと、
現実(実写)でのリアリティという、媒体の違いによる
印象の与え方の違いが如実に出てたんだろうなぁ。
そんなわけで三作の中では一番心が乗り切れない作品だったな。