TSUTAYA西友町田店の百円クーポンにて鑑賞の最後5本目。お薦めコーナーの旧作。
家族の絆、兄弟の愛を描き本国中国で大ヒットを記録した感動ドラマ。両親の死によって幼い4人の兄弟姉妹はそれぞれ別の家に里子に出される。悲劇の別れから20年後、世界的な指揮者に成長し再び中国に舞い戻った長女は、兄弟姉妹の再会を試みるが…。
もうなんと云っても、この子どもたち。
子役がいい作品といったら、今後そのうちの一つにはきっと、
本作を思い出してしまいそうな作品だった。
中でも、やはりそのハイライトは、
里親に一人一人を渡して別れていくシーン。
この長兄が凄い。子供達だけで。
ここはもう感動しかないよ。
本作がベタな感動ドラマであることは間違いないんだけど、
それでもこんなシーンは他では描けないよ。
このシーケンスだけで、本作は佳作だと思う。
ただ、クライマックスの描き方は万全ではないかなぁと。
何があろうと演奏を止めちゃダメでしょとか思っちゃって、
すっきり感動しきれなかったなぁってのが、ちょっと心残り。