新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ミラーズ

TSUTAYA西友町田店の百円クーポンにて鑑賞の4本目。お薦めコーナーの旧作。

 

●予測的中率0%! 衝撃のラストを迎える震撼サスペンス! 誰にとっても身近な“鏡”をモチーフに、鏡の裏に隠された衝撃の事実を解明していく謎解きミステリー

 
うわぁ、グロかった。
 
それに脚本も若干微妙かも。
 
鏡の無敵感が半端無いからなぁ。
こんなのいつでも簡単に殺れる状況なんで、
殺られないでいるというだけで、都合良く思えてしまう。
(簡単に捨て駒にされた妹が可哀想)
 
正体が姿を現すところまでのサスペンスは良かったんだけど、
なんかその辺の一連の必然性は、いまいち釈然としなかった。
 
姿現してからは、せっかくのそれまでのちょっと知的な展開が
(あの傑作「ヘルハウス」のような謎解き感があった)
一気にB級ホラーになってしまったようで、ちと興ざめ。
 
でもって、評価を二分しそうなのが、このラストだ。
予測的中率0%と宣伝されているように、これはさすがに予測は出来ない。
 
意外性は充分なんだけど、いかんせん、やはり説明がなさ過ぎる。
伏線がもっとあって、「なるほど!」と思わせてくれてたら、
この映画、勝ちだったと思うんだけどなぁ。
 
珍しさはあったけど、これは是とは言い切れない作品だったかな。