- 作者:荒木 飛呂彦
- 発売日: 2018/07/19
- メディア: コミック
う~ん、1巻の方が断然良かったなぁ。
では、各作品の短評を。
「望月家のお月見」
このシリーズって、岸部露伴自身の体験談や収集した奇譚という
コンセプトだと思うんだけど、解かれていないままの謎の真相を
描いた本作は、それと矛盾している……なんて突っ込むのは野暮か。
「月曜日 天気-雨」
展開は面白いんだけど、こういうタイプの真相の設定が、
このシリーズと合った感じがしなくて、ちょっと興ざめ感。
「D・N・A」
実写ドラマ版(意外にも結構良く出来てた)で先に見てた作品。
冒頭の少女の不気味な不思議さが、説明し切れてないのが残念ではあるけど、
奇妙な感動は覚えたりもするので、この作品がベストかなぁ。
「ザ・ラン」
一番ジョジョっぽい雰囲気の作品。まぁ唯一のバトル漫画だからな。
逆転勝利の手順も決まってて、完成度は高い。これが次点だな。