TSUTAYAの百円キャンペーンにて鑑賞。
- 出版社/メーカー: マクザム
- 発売日: 2016/01/08
- メディア: DVD
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青春映画という括りで見た方がいい作品だと思う。
監督が影響を受けた人物として、真っ先に岩井俊二の名を挙げたように、
映像の瑞々しい美しさ、少女の色を残す若いヒロインの描き方が格別。
インタビューだとごくごく普通の女の子に過ぎないように思えるのに、
映画の中のヤオ・アイニンは実に鮮烈な印象を残してくれるのだ。
ただ、それも極限まで台詞が刈り取られたせいもあるように思えるので、
(実際はもっとしゃべってたはずのようだが、ことごとくカット?)
女優として今後伸びるかどうかは、あまり期待できなかったりして。
この娘を始めとして、男の子達三人もそれぞれ個性が魅力的で、
初々しい彼らの演技が微笑ましい作品だった。