新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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大空港2013

三谷幸喜脚本・監督。
 
映画ではなくWOWOWで放送されたドラマらしい。
「完全ワンシーン・ワンカット」(始まりから終わりまで一度もカメラを止めずに撮り続ける手法)ドラマ第2弾だそうだ。
 
こういう手法であるにも関わらず、群像コメディになっているのが凄い。
しかも「ショウ・マスト・ゴー・オン」みたいなシチュエーション・コメディだよ。
 
いやあ、面白かった。
劇団やってた頃の三谷幸喜を久々に味わった気がするよ。
満足〜。
 
しかし、あんま気にせずに見ちゃったけど、
完全ワンシーン・ワンカットなんてよくやったなぁ。
脚本も演出も俳優もカメラマンも。
 
ヒッチコックの「ロープ」では人の背中などで実際はカット切ってたけど、
これは”完全”なんで、ホントにワンカットなんだよね。
主演陣はまだしも、ちょい役の人なんか逆に凄い緊張感だったんじゃなかろうか。
まさしく文字通りの「ショウ・マスト・ゴー・オン」だもんね。
100人縄跳びのギネス記録挑戦に参加してるよな気分だったんじゃないかいな。
他にも純粋に技術面だけの話だけど、カメラが映り込まないってだけでも、
大変だったろうなと納得しちゃうよ。