- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2013/09/21
- メディア: 単行本
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しかも、その着想自体、ルイス・キャロルの原作(鏡の方だけど)に由来してるというのが美しい。
また、こういう舞台を使用した場合の最もポピュラーな手法(現実世界と仮想現実との呼応に関するミスリード)にしても、複層の仕掛けで驚きを演出してくれる。
犯人がわかってからもこれだけ面白い作品というのも珍しいだろう。
秀作だと思う。8点。
(点数付けを復活させます。年間ランキングもどうにか作るようにしたいな)