新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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時空を超えて

近場で行きたいところを物色してみたが、なかなか子供が楽しめそうなところが見当たらず、仕方なく大牟田市石炭産業科学館を訪れることに。
どうせしょうもないんだろうな、と覚悟してたのに、ごめんなさい、結構良かったよ!
 

 
400m地下に降りていくというエレベータ・ギミック付きのダイナミックトンネルは、迫力のジオラマで圧倒させてくれる。「エネルギーと遊ぼう」コーナーでは、走って電気を起こす勝負に燃えたり(子供達には完敗)、コンピュータ・ゲームにはまったり。
 
シアター・ホールでは、平日プログラムの「時空を超えて」が圧巻。ライティングやジオラマなどの意外性のある演出でも盛り上げてくれて、正直驚き。なんで休日にこそやらないんだろ?
 
「平成十六年全国広報コンクール」映像部門で特選(最優秀作品)を獲り、「総務大臣賞」「読売新聞社賞」も受賞した「炭都シンフォニー 炭鉱電車の走るまち」は、普通のドキュメンタリー映像作品だが、大牟田で育った者にとっては知っておいていい内容だったと思う。
 
行く前はしぶってた子供達も、充分満足できた施設。リピータになる必然性はないだろうが、一度は行ってみる価値はあるのではないかな。
 
しかし夏休みなのにお客は他二組。それはまぁわかるとしても事務所の中の人数の多さに驚き。売上では施設維持するだけで精一杯な気はするのに…… 民間ではとても考えられないよなぁ。地方公務員甘やかしすぎ〜。