新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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少女とのデートはピューロランドで

おっと、なんだかロリなタイトルになっちゃったけど、三連休の中日に娘と二人でピューロランドへ。息子の受験のせいで、友達を家に呼べなかったり、息子のうっぷんのはけ口になりがちだったりして、ストレスも溜まってたはずだから、その慰労(笑)。
入場券は新聞屋から貰ってたので、二人分のフリーアトラクション券(合計¥2,700)を購入。これで全アトラクションが楽しめる。ついでにネットで登録済みのマイハッピーバースデー(私が誕生月)で、カードとバッジを受け取って娘に付ける。これがあるといろんなところで、シール貼って貰えるのだ。
何度も来ているとこなので、たとえ混んでても一日いさえすれば、新しいアトラクションの全制覇と、欠かせない定番のリピートもバッチリだ。
 
まずはステージ「バラエティ→でいこう〜Take It Easy〜」から。いきなり参加型アトラクションだもの、やんなきゃしょうがないでしょ。ってわけで、やる気まんまんっぷりが目に付いたのか、ステージに上がる五人のお父さんのうちの一人に選ばれる。四つの言葉が後ろのスクリーンに映し出されていて、観客が一斉に叫んだ中からその言葉を聞き取るというゲーム。
バッチリ一抜け……と喜んでたら、最後まで答えられなかった一人だけが、ステージに残って色々やらされてたよ。ちっ、頑張って損しちゃったかも。でも娘には「パパが一番に当たった、凄い!」と高評価だったのでOK。参加賞に貰ったのが写真の禁煙ステッカーなんだけど、こんなもんどう使えっちゅうねん!
 
続いては、香りのギミック付き立体映像アトラクション「夢のタイムマシン デジモンセイバーズ3D」へ。娘はついにムービング・シート・デビュー。まぁ、幼児向け遊園地の動く座席なんてたかが知れてるから、ぜんっぜん怖くなくって楽しかったそうだ。ところで今ふと気付いたが、「夢のタイムマシン」って謳ってるけど、タイム・トラベルなんてしたっけか(笑)?
 
でもって、今回のメインの一つ、ステージ・ショー「海のメルヘン〜愛はよみがえる〜」を観劇。これが予想以上に良かった。ぶら下がっての男女二人のパフォーマンスに、トランポリンを利用した壁歩きなどのアクロバットと、なかなか凄いもんだったよ。使われてる曲も皆、馴染みのある名曲をアレンジしたものばかりで、これも耳に心地良かった。
 
ここで昼前になったので、4Fのフードマシンレストランへ。娘にはバースデー・バーレル(¥1,500)を、パパはチキンとソーセージのプレートに生ビールだ(こんなとこでもビールは欠かせないのだー)。
食べ終わった時には、既に今回のメイン中のメインのパレードの開演間近。今からじゃ後ろの方しか座れないし、諦めて次の回(と云っても4時間半も間が空いちゃうんだけどね)にすることに。
 
みんながパレードに集まってる間を利用して、休日には長蛇の列となる定番アトラクションを回る。まずはやっぱり何が何でも「サンリオキャラクターボートライド」だろう。この時間帯でもそれなりの待ち時間になってたけど、一番後ろの席なら割とすぐに乗られるのだ。それで充分。今回はちょっとリニューアルされてた雰囲気で良かったな。
 
続いてはコレも定番中の定番「キティズハウス」へ。まぁ、キティちゃんと一緒に写真が撮られるだけ、といえば”だけ”なんだけどね。ピューロランドに来る度に必ず行ってしまう。本棚のギミックに子供達が夢中になってる様は、いつ見ても微笑ましいのだよなぁ。
ちなみにパレードの時間帯だったから待ち時間15分表示だったけど(実際は10分も待ってない)、パレード終わった後見た時には45分待ちになってたよ。
 
あとは時間つぶしを兼ねて、入り口付近に出てくるキャラクタ達と写真を撮ったりした後、フェスティバルプラザでお土産を物色(息子にもお土産買っていかないとね)。実は個人的な野望として、キキララとコラボしているゆうこりんココとか、ココとかを参照)のグッズが欲しかったんだけど、見つからなかったよぉ〜。
 
その後は「シュガーバニーズのきっとうまくいくよ!」のショーを見て、幸せの鐘を鳴らして(娘との相性は200%!)、1時間以上前にはパレードの席取り。メインステージ(ってパレードの場合あんまり関係ないんだけど)のほぼ正面で、前に親子連れが一組いるだけ、という絶好のポジションをゲット。時間待ちには最適のポップコーンでも食べながら、ステージに映し出される「キティとジャンケン」で娘と対決したりして、パレードの開始を待つ。応援グッズの光るシナモン・ブレスレットは勿論お買い上げだ。20分くらい前からは、パレード盛り上げダンスのレッスン。「タン、タン、タタタン、タタタタン、ウ、ウッ」と手拍子のリズムを覚える。ちなみに「ウ、ウッ」のところは左右に首振りね。
 
というわけで始まったのが、「サンリオハートフルパレード Believe<ビリーブ>」。過去に上演された四つのステージ・ショーをモチーフにしたものだったっぽいが、さすがに欲張り過ぎだったのか、ストーリー的にはわかり辛かったなぁ。アクロバットも輪っかのパフォーマンスが物足りなかったなど、総合的には前回のパレードの方が良かった気がする。でも、思わず「燃焼系!燃焼系!」とBGMを入れたくなるような、子供が回転するアクロバットは必見。一体どうなってるんだよと、色んな意味で目を回しちゃったな。ピューロランドではサンリオ・キャラクタに匹敵するくらい、中国系パフォーマ(雑伎団?)の活躍が欠かせないものになっているかも。
 
これでようやくお開きってことに。9時半の開園時間に入って、外はとっくに暗くなってる6時過ぎまで、たぁ〜っぷり堪能しちゃったよ。期待して行くとまず間違いなく失望するピューロランドだけど、こうして分かり切った上でリピータやってみると、それなりに楽しめちゃったりするのだよね。
連れてく相手は、”幼児”か”少女”か”気持ちは少女(笑)”か、に限られちゃうかも知れないけれど、一回行きゃ充分(たしかにマスターできちゃうんだけどさぁ)だと思えたって、二回目以降もそれなりの味はあるかもしれないよ。
 
なんでここまで書き込んじゃったんだろって自分でも不思議に思うほど、なんだかちょっとしたレポートになっちまったい。