新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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一番横浜らしい場所

プチ夏休み終了。サラリーマンになったからには、子供時代のような”夏休み”を体験するチャンスなど、(普通には)もうないのだ。「退職」した後ならば夏もゆっくり休めるのだろうが、それはもう”夏休み”という特別な休みではない。
 
その代わり、宿題もない(宿題抱えたまま夏休みに突入する社会人も多いだろうが、その宿題とこの宿題ってやっぱり別物)。
それが救いと思えるわけじゃ当然ないんだけどね。
 
ってえとこまでが前振りで、ようやく本題。息子の夏休みの宿題の一つ(地理の宿題)が「横浜と言って一番に思い付く場所に行って、写真を撮ってレポート提出すること」だったので、土曜日に息子と二人で横浜に出かけてきた。
山下公園港の見える丘公園、中華街、外人墓地などなど、自分ならばそういうデートコース的発想をしちゃうんだけど、息子が選んだのが「ランドマークタワー」ってあたりが、なんとなく現代っ子っぽいなぁなんて思えてしまったよ。
ことはついでなので、一学期中に最低一回美術館に行ってレポートを書くという、美術の宿題も一緒にこなしちゃおう。ランドマークタワー横浜美術館に、遊びの要素も加えましょってことで、三菱みなとみらい技術館の三箇所をコースに設定。ほぼ同じとこに固まってるからね。
 
というわけで行ってきました。町田から横浜線直通で桜木町まで。
いやあ、ランドマークタワーのエレベータの速いこと、速いこと。会社のエレベータで4Fに上がるくらいの時間で69Fまで着いちゃったよ。展望台ではパノラマを楽しむより、空中水族館で癒されてた感じだったけどね。
でも技術館の方に先に行くべきだったな。10時半過ぎには着いたのに、スカイウォークアドベンチャー(ヘリコプタ操縦体験)は15時45分の回なのであきらめ、3Dシアターの方も13時50分の回がようやく予約できたほど。息子は遊びまくってたけど、面白そうなとこには列が出来てたので、たっぷりと堪能ってわけにはいかなかった様子。やはり夏休みだな。
ここで娘へのお土産に買った万華鏡作成キットが大ヒット。手持ちのビーズと色々入れ替えて色んな模様が楽しめるから、ビーズとか集めてる女の子には最適だったよ。
横浜美術館では、自分勝手にウケ狙いのタイトルを次々と付けながら、くすくす笑い合う不謹慎な親子連れになってしまった。芸術は”笑い”だ!(本気度23%)。
 
……ってえのが、唯一夏休みらしい特別な出来事で、あとはホントに日常のまんまの四日間だったのでした。