新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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歩きing大会

今日は会社の健康保険組合の主催で、毎年恒例の歩きing大会の日だった。会社の事業所のある各地の、動物園や有料公園(入園料の安いところがメイン)の招待デーみたいな雰囲気の企画。一応は「歩く」ことを目的にするような、クイズラリーみたいな催しが設定されてはいるが、まぁ申し訳程度。タダで入園できて、お弁当とかお菓子とか飲み物を支給してくれて、ちょっとしたおみやげまで付けてくれるという、福利厚生のイベントなのだ。
今年の東京大会の場所は多摩動物公園。たまたま(洒落ではない)昨日は息子も娘も遠足で遠出しちゃってたのだが、それでもこういうイベントは欠かせない。二日連続だろうが、当然参加だったのだが、途中でアクシデント発生!!!
 
お昼のお弁当貰って食べた後、別のエリアにいざ出発という段になって、かみさんが私を見て「あれっ、カメラは?」
「あああっ〜〜!」
たしかに私が持ってたはず。リュックとカメラ。でも、今はリュックしか背負ってないよ。いつから持ってなかったかも定かには思い出せない。荷物二つ持っちゃうとダメだね。細やかな神経持ってないから(そういう問題ではない?)、二つもあると神経が分散しちゃってまともに働きゃあしない。
でも、きっとリュックを下ろしたときだ。だとすると、ライオンバスに乗ったときと、お弁当配布時間に間に合わないからと乗ったシャトルバスのどっちかだ。ちょうどそばを通りかかった警備員さんに尋ねてみる。
「あの〜、すみません、ちょっと教えてください。落とし物はどこで尋ねればいいでしょうか?」「正門近くのウォッチングセンターだよ。何落としたの?」「カメラを」「バスの中?」「そうです!」「それならさっき届けられてたよ、行ってみな」「ありがとうございます!」
いやあ、ラッキー。アクシデント無事に解決。それなりの値段したデジカメと、先日の運動会のデータを全て吹っ飛ばしちゃうとこだったよ。
あれっ、ちょっと待て、折角登り詰めかけてた運気をここで使い果たしちゃってないよね?
 
ところで二年ぶりに訪れた多摩動物公園だが(二年前も歩きing)、子供は二人とも幼稚園の遠足で経験済みだったが、親二人は初めてのライオンバスはなかなか楽しめた。ホントに目の前で肉に食らいつくライオンを見られるのだものね。無茶苦茶優遇されてるコアラ館も、ちょうどユーカリが新しく支給された時間帯で、みんな起きて活動してたしなぁ。一つ残念だったのは、名物のオランウータンのスカイウォークだが、見たときには誰も渡ってなかったこと。
 
家に帰り着いた後、たまたま私の実家から電話がかかってきた。動物園に行ったんだよという話をしていた娘が「何が一番良かった?」と聞かれて、「オランウータン」と答えていたよ(正真正銘の実話) そういえば、誰も渡っていないはずのロープが、なんだか妙な揺れ方していなかったっけ……?