新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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本棚

親双方の"本質"と言ってもいいくらい基本的な属性が一致しているとしたら、それが遺伝子情報として刷り込まれてしまうにしろ、環境として後天的に形成されてしまうにしろ、そりゃあもう引き継ぐしかないだろうってものがある。
うちの場合、それは明らかに「本好き」という資質に表れてしまっている。幸か不幸か、こういう両親の元に産まれてしまった以上、それはもう運命として受け入れて貰う他はきっとないのだ。
そういう息子も小学五年生。さすがにそろそろ充分なスペースを持った本棚が必要なお年頃になってしまった。せっかくの書斎スペースをそういつまでも空けてあげるわけにもいかないのだ(おいおい、結局は親の都合か?)
本棚とハードディスクはスペースがあればあるほど何故か自然に埋まってしまうものでもあるが、逆にスペースがなければ常に苦労を強いられる代物でもある。たとえ埋まることが分かっていようが、幾らでもあるに限る。
しかし、そこは所詮は狭い家。限られたスペースを有効活用させるためには、自ずと条件が決まってしまう。今回、本棚を選ぶに当たって決めていた条件はコレ。
1. 奥行きは30cm前後あること(ハードカバーが前後2冊入れられる奥行き)
2. 高さは240cm前後あること(天井まで有効活用しなくちゃ勿体ない)
3. 耐震構造であること(幾ら本好きでも子供を本棚や本の下敷きにさせたくはない)
4. 棚板の設置自由度が高いこと(やっぱり1cm単位だよね)
通販好きの私としては各社カタログをいつも送ってもらってはいるが、そうなかなか条件の合うものはない。最近は結構1cm単位の棚板が増えてきてはいるが、なかなか奥行きのあるものは少ないのだ。薄手の文庫本対応の本棚ばかり。
ところが先日送られてきた東急百貨店のカタログで、条件をきっちり満たす品を発見。
奥行き29.5cm。本体+つっぱり型の上置きで、高さ240cm〜248cm。上置きは落下防止バー付き。当然1cm間隔で棚板が可動。幅サイズは3種類で、今回は85cmのセットを2組購入することにした。
本体¥18,800×2、上置き¥9,700×2、送料¥2,310の、しめて¥59,310。在庫が無くて、届くのは7月末ということになってしまったが、なかなか条件に合う品はないから仕方あるまい。息子共々楽しみに待っておくことにしよう。