新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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井の中の蛙「大会」を知らず

小学4年生になると、必修クラブの時間が始まる。息子が選んだのは「囲碁・将棋クラブ」だった。う〜ん、奇しくも約30年前に自分が選んだものと同じ。歴史は繰り返すのか、これも遺伝のなせる技なのか(環境として将棋に触れる機会はなかったはずだから)。まぁしかし消去法的に、「科学」か「コンピュータ」か「囲碁・将棋」の三択しかないって感じだったから、そう不思議なことでもないのだろう。
私も囲碁は全く知らず、将棋も王様を守ったことなどないというくらい、猪突猛進の棒銀しか出来ないヘボ中のヘボなので、満足に教えてやることも出来ない。まぁ、そこは凝り性と本好きが確実に遺伝してるだけに、本読んで独力で覚えたらしい。ブックオフで買ってやった本以外に、図書館や学校から借りてきた本を、一心不乱に読み込んでいる。帰省した際もジジババに最初におねだりしたのが将棋盤だってぇほどだ(百円ショップの盤と駒では満足できなかったらしい)
残念ながらクラブにも強い子はいないらしく、将棋教室みたいのに連れて行っても初心者ばっかりで、どうも自分は強いと思い込んでいるらしい。明らかに思い込み。私が飛車落としても勝てるくらいなので、ホントに初心者に毛が生え始めたかなぁくらいのものなのに。
まぁ、このまま大海を知らぬ井の中の蛙でいさせるのもなんだし、息子自身が非常に行きたがっていたので、昨日JT将棋日本シリーズ東京こども大会に連れて行くことにしてた。当然参加賞も入手済み。で、用意万端終わってあとは行くばかりになったところ、息子の機嫌が妙に悪いし、顔も赤く目もウルウルしている。計ってみると微熱。東京ビックサイトまで片道1時間半かけて連れて行くのは不安なので、結局取りやめになってしまった。
涙流して悔しがってはいたが、その代わり2週間後にどこか好きなところに連れて行くことにした。子どもと出かけるガイドブックを図書館から5冊も借りて現在検討中。さぁて、どこに行こうか?