新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

本格ミステリ書評サイト「幻影の書庫」の旧管理人のブログです。カテゴリー欄の全レビュー索引より、書評、映画評、漫画評、その他評の全一覧リストを見ることが出来ます。同じくカテゴリー欄の年間順位表より各年度の新刊ミステリの個人的ランキングを確認出来ます。

最後の一巻と最後の一戦

土曜日は息子の定期更新に付き合って新百合ヶ丘へ。
キャッシュカード担当として、財布代わりなんだが。
 
前日までだったら、最寄り駅で更新出来たのに。
在学証明書も取ってきてなかったので、こりゃ更新も無理だよと怒ってたら、
駅員さんが聞き取りしてくれて、学生証に4年間を見越した有効期限が
記載されてるので、在学証明書が無くてもいいことがわかって、無事に更新完了。
 
長い行列に並んで、ようやく定期更新終わったら、ちょうどブックオフ
ティッシュ配りが現れたので、昼食や買い物の行き帰りで、4個ゲット。
そのうち1個を使って、下記を購入。

ようやく完結に達したんだけど、33巻が売ってなかったので、
当面はおあずけ状態だな。
 

ところで将棋といえば、最近の一番の話題はやはり電王戦だろう。
三年目にして、ようやく棋士側の勝利。
最後の一戦での勝利を決めてくれたのが、地元での将棋教室とかで
お目にかかったことのある阿久津八段だったのが嬉しい限り。
 
ただ、やはり今回の棋士側の勝ち方はすっきりしない心地悪さは残る。
角成らずの手段だったり、今回の馬捕獲の罠手順だったり。
修正が許されない条件を付けた上で、バグ的な重箱の隅を突くような
勝ち方だったりするんだもの。
正々堂々と戦うには、既にコンピュータが人間を越えていることを
自ら認めているような五番勝負だったように思えた。
 
ただ、後者は読み手数の先を行く手順ということで、
人間には自明でも、コンピュータには読めないという、
将棋ソフトの本質的な弱点を突いたものかもしれないけどね。
ただそれは単純に計算力向上で解決する話でもあるからなぁ。
 
机上の空想だが、五番勝負の相手を全て羽生四冠が務めたら、
現在ではまだ羽生さんが勝ち越してくれるとは思う。
でも、それだってきっと数年も持たない話なんだろうなぁ。
 
なので、羽生さんには電王戦には今後も出場して欲しくないかも。
まだ人間の力を信じていたい。