収録作は「ロシア紅茶の謎」から表題作と「動物園の暗号」
「ブラジル蝶の謎」から「人喰いの滝」
「
ペルシャ猫の謎」から掌編「猫と雨と
助教授と」の4篇。
暗号物ってだけの「動物園の暗号」は見るべき物なし。
掌編はもともとが息抜きサービス作品。
ってことで、残り二作がメインになるけれど、いずれも
ハウダニット作品。
ある意味どちらもバ
カトリックに近い出来映えなんだけど、
その内比較的真っ当な方が表題作で、
バ
カトリックど真ん中なのが「人喰いの滝」。
個人的にはバカな方が好きだったりするので、後者がベストってことで。