横山光輝SF傑作選 2 昆虫惑星
昭和51年~55年の作品4編。
さすがに今読めばSFとしての精度は低いが、
この時代に、これだけ直球でSF漫画やってくれてたことに
嬉しさを感じてしまう。
好きな順にランク付け。
まずはだいぶいい加減ではあるけれど、こりゃハードSFだな、の「宇宙船マゼラン」
スケールのどでか具合もあって、これがベストで。
横山光輝ならではのエスパー物である「ポイント4」が第2位で。
バミューダ・トライアングルのSF的解釈が面白い。
人間が滅んだ後も作動し続ける機械の役割がシニカルな「91衛星(サテライト)SOS!!」
オチがあるある過ぎて食傷気味な表題作が最下位ってことで。