新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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人狼ゲーム 夜になったら、最後

TSUTAYA西友町田店の百円クーポンにて鑑賞の3本目。ここまでが新作。

 
うわぁ、こいつは失敗だった。しょうもな。
 
この作品が「人狼ゲーム」ではないことは、承知の上での鑑賞。
単に人狼が出てくる映画。ただ誰が人狼なのかは当然伏せられている。
全員が怪しい。ってことで、ミステリファンとしては、そういう楽しみがあるかもと。
 
ところが、途中であまりにもあからさまな手がかりが。
七人兄弟の末っ子が人狼にになるという言い伝え
ここまであからさまだと、ミスリードなのかもと少し期待したんだけど、
全くのそのまんま。こりゃあんまりだろ。
ミステリセンスのかけらも無い作品。
 
全体としてはホラーの皮を被っただけのコメディ映画で、
人が死にまくる映画のくせに、グロさは全然無く、
雰囲気は悪くはなかったんだけど、肝心のとこがこれではね。
 
駄作、だろうな。