藤子不二雄Aブラックユーモア傑作選 ぶきみな5週間
なんか書影が違うけど、まぁいいや。中身は多分同じで、版が違うんだろうな。
やっぱり正直、藤子不二雄A作品には、あまり心が惹かれない。
発想自体の奇妙な味はいいんだけど、そこから違う世界にまでは、
引っ張っていってくれない。
その着想の三歩以内とでも表現したくなるような、
矮小な範囲の結末しか待っていないのが常なんだもの。
その中でもそれなりに心惹かれた作品を全部挙げてみると、
「北京槇鴨式」「マグリットの石」「赤紙きたる」
「明日は日曜日そしてまた明後日も」「万年青」
「ひっとらぁ伯父サン」「ひっとらぁ伯父サンの情熱的な日々」
その中からベスト3を選んでみると、
「赤紙きたる」がベストで、
「マグリットの石」「ひっとらぁ伯父サン」でベスト3かな。