新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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大洗にも星はふるなり

TSUTAYAの準新作・旧作110円クーポンにて鑑賞。

 
「21世紀本格ミステリ映像大全」で見て、いつか借りようとチェックしてた作品。
 
その記載内容自体はすっかり忘れてたんだけど、
ムロツヨシ山田孝之佐藤二朗が一堂に揃った時点で、
こりゃ監督・脚本は福田雄一に違いないとわかってしまうわな。
 
クリスマスイブの夜、バイト先のマドンナ(観ててしばらくは気付かなかったんだけど、
途中でようやく戸田恵梨香だとわかった。若い頃、だいぶ感じが違うな)
に呼び出された五人の男達の「自分こそ本命だ」というアピール合戦。
 
そこに登場した弁護士による、証言の打ち崩しと暴かれる真実、
というあたりはとってもミステリ的ではあるんだけど、
キサラギ」のようなものを期待しちゃいかんぞ。
 
こちらはあくまでもシチュエーションコメディとして愉しむべき作品。
 
でも、その視点では、とっても面白かった。大満足。
 
オチ(あの医者の一言ね)も可笑しかったな。