新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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箱根で夫婦二人一泊二食付き千円で泊まる方法

誕生祝い(バレンタインデーに56歳になりました)ってわけでもないんだけど、
02/16(日)~17(月)にかけて、妻と二人で箱根千円泊してきました。
ポーラ美術館に行けるってのが決め手となって、出不精の妻も連れ出せたので。
 
おそらく皆さんのところにも、時々いろんな形で入ってると思うのだけど、
会員制リゾートみたいな奴の体験宿泊のお知らせ。
今回行ってきたのは、ポイント制リゾートメンバーシップ「ポイントバケーションリロ」
ってのを運営するリロバケーションズの体験宿泊。
まぁ実際不安になるので、ネットで評判探ってみたんだけど、
「後追い勧誘一切無し」を大きく掲げてるだけあって、
意外にめんどくさくなさそうだったので、応募してみた次第。
応募っつっても多分ある程度の世帯年収以上は全当選なんだろうけど。
 
台風19号の影響で箱根湯本~強羅間の登山電車が長期運休しているので、
仕方なく箱根湯本駅からバスで箱根ガラスの森美術館のところまで。
すぐ近くに星の王子さまミュージアムもあるけど、こちらだけにしてみた。
(乗り物酔いする質なので雨のくねくねバスは不安だったけど、無事で良かった)
 
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綺麗な写真は撮れなかったけど、ガラスの煌めく橋など綺麗で優雅な美術館でした。
カンツォーネの公演を聴きながら、昼食は館内のレストランでイタリアン。
ここではサンドブラスト体験工房でワイングラス作る気満々だったんだけど、
選べるグラスの中には残念ながら無し(柄が細いと持ち帰り中に壊れたりするためかなぁ)。
ただチェックインまで時間があったので、こんなのは作ってきた。
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ここから宿泊先であるヴァークスイート箱根までは、歩いて10分かからないけど、
すごく急勾配なので結構疲れます。
 
玄関入ると、こんな感じ。
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写真に写ってない背中奥側が主寝室(天蓋式風のダブルベッドってのが素敵)。
背中右側が客用寝室(シングルベッドが2台)。
左手側がトイレとキッチン(リビングと一体)で、右手側が洗面所・お風呂。
奥がだだっ広いリビング。全体で8人まで宿泊という設定の部屋らしい。
 
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写真が下手であまり広く感じられないかもしれないけど、すごく広いです。
 
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パノラマビューって感じで、景色含めて心地良い。これは雨上がりの朝の風景。
 
体験宿泊の義務としては、紹介用DVD(20~30分程度)見せられるのと
(とはいえ、担当者はかけた後で退席されるので、とりあえず流しとけば良いだけ)
その後1時間のプレゼンを聞かされること。私達の場合は40分ほどで終了でした。
これも特にこちらの応答を求められるわけではなく、拝聴してるだけですみます。
 
ただ、もしも本気でちょっとだけ考えてみようかなという方であれば、
サイトに掲載されているよりも、格段にオトクなプランが提示されるので、
体験宿泊は行くべし、ですね。
 
夕食はメインが選べる仕出し弁当。うちは二人とも金目鯛の煮付けを選択。
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担当者が夕食を下げに来た際に、検討結果を訊かれたので、見送る方針だと答えたら、
一回だけ理由訊かれただけで追加の粘りも一切無く、ホントにあっさりとしたものでした。
 
日曜泊だったせいか、温泉も貸し切り状態。
湯本でご当地ビールやカクテルやおつまみ買っていったので、二人で風呂上がりの晩酌も。
(ちなみに買っていかなくても自販機でビールと乾き物のつまみなら売ってましたよ)
 
で、勿論、こちらで就寝。
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朝食は写真撮ってないけど、洋食の仕出し弁当。
翌朝はもう何も訊かれることもなく、千円+入湯税300円を払ってチェックアウト。
 
そこからはポーラ美術館を目指す。
バスを一回乗り換えなきゃ行けないんだけど、結構な待ち時間があったはずが、
乗り換える方のバスが遅れてて、待ち時間なしに乗り換えできたというラッキー。
 
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妻が行きたがってたポーラ美術館は、シュルレアリスムと絵画展をやってて、
なかなかユニークな絵を鑑賞できて良かった。常設も結構な名画が揃ってたし。
思いがけず成田亨ウルトラマン初稿》なんかも見られたし。
 
そこからはまたバスで箱根湯本まで戻って、湯本富士屋ホテルのランチブッフェ。
 
あちこちは回らなかったけど、ゆったりと心豊かに堪能できた一泊旅行でした。
 
勿論、後追いでなんやかんやは今まで一切ありません。ホントに体験宿泊当日だけで全て完結。
魅力を感じてる方であれば、特別プラン目指して行くべしだし、
断る気満々の方でも、ストレスになること全く無しだったので、お薦め出来ると思いますよ。