新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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鍵泥棒のメソッド

TSUTAYAの半額キャンペーンにて鑑賞。久しぶりのレンタルだ。

やったー、内田けんじだぁ〜、と心勇んで借りたんだけど、期待ほどではなかったかなぁ。
運命じゃない人」「アフタースクール」みたいな意外性を、どうしても期待してしまうもので。
一つだけ大きな意外性があることはあるんだけど、驚きの種類があれらとは違う。
 
とはいえ、それでも脚本の質はほんとに高い。
あくまで内田けんじに私が期待するレベルが高すぎるだけの話。
日本アカデミー最優秀脚本賞も納得だろう。
 
俳優陣もいいしなぁ。
香川・堺のテクニシャンは勿論のこと、広末もいい味出してる。
 
「史上最高に爽快でトキメくラスト」は言い過ぎだとは思うけど、
鑑賞後の心地よさは、たしかに格別。
 
満足、かな。次作も待ち遠しいなぁ。
今度はやっぱり、求む、どんでん返し。