新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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GODZILLA 怪獣惑星

TSUTAYA西友町田店の百円キャンペーンにて鑑賞。

 
見逃してたこの三部作をようやく鑑賞。
 
三部作通した感想を始めに言えば、脚本が「魔法少女まどか☆マギカ」の
虚淵玄であることが、凄く納得できた作品だった。
”絶望”と”悪意無き裏切り”の描き方が絶妙。
 
さて、ではまず一作目の本作。
 
冒頭から駆け足で説明されてしまうが、SF的設定が相当に強烈。
ここまで作り込みされた作品とは思わなかったな。
 
そして、絶望の描き方、これが最高だったな。
 
純粋なゴジラ映画とは思えない代物ではあったけど、
SF映画として興味深い作品になっていて、これはこれで満足だった。
 
ただ、台詞が聞き取りにくいところが冒頭から頻繁にあって、
初めて邦画で字幕ありで鑑賞する羽目になってしまった。
実写だとうざったく没頭感に水を差しまくるような気がするけれど、
人工感のある3DCGアニメだからか、そんなには気にならなかった。
独特の専門用語系が出てくるSF作品とかには、意外にありかも。