TSUTAYAの半額キャンペーンにて鑑賞。
- 出版社/メーカー: 角川映画
- 発売日: 2010/02/26
- メディア: DVD
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密室の部屋に残された美女の死体。部屋の鍵を持っているのは5人の男のみ。5人は部屋に集まってお互いのアリバイを探り始める。それぞれ言えない秘密を抱えながら募らせる不信感。一体誰が、何のために!?予想をひっくり返すような展開が次々に起こり、真のアリバイが暴かれた時、密室殺人のトリックが紐解かれ、驚きのクライマックスを迎える!
二転三転と無茶苦茶頑張ってる脚本ではあるのだが、それなのにちょっともやっとボール。
一番大きいどんでん返しの後に、それよりもずいぶんとスケールの小さい、しかも俗っぽいどんでん返しで締めちゃうもんだから、見終わった後のすっきりカタルシスが感じられない。
フラッシュバックで過去シーンを振り返る、ソウ・シリーズのような謎解き映像もあるのだけど、びみょ〜ぅな心理的くすぐりに過ぎず、伏線というほどのもんじゃないんだよな。腑に落ちる感覚が味わえるたぐいのもんじゃない。
こころざし良しだが、かゆいところに手の届かない惜しい作品。