新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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文庫新書200円単行本500円

今日は表題のような均一キャンペーンをやってたので、開店時間に合わせて乗り込んで、二時間かけてたっぷりとGet。これだけ買い込んでも¥2,650で、350円分の金券も戻ってきたので実質¥2,300。通常のブックオフ価格の更に半額以下。この古本界の価格破壊者め!(って褒めてるんだからね)
今回は珍しくSFを集中購買。まずはミステリ編から。
1.はこれで「2007本格ミステリ・ベスト10」で企画されたオールベスト・ランキングの全30作をコンプリート。ただ未読の二作(本書と「時の密室」)がいつ読めるのかは不明。2.は復刊フェアで興味持った作品。3.は現代の短編作家では最も外れが少ないだろう作者だと思う。4.はいつか読みたかったオタクミステリ。「エロチカ」懇親会でお会いできたときも、終始オタク話だったものなぁ。
ここから以降がたっぷりとSF編。
5.は「太陽の簒奪者」が傑作だったのでコチラも。6.はSF者からのお薦めを受けてたので、取りあえず下巻だけでもGet。7.はミステリの手腕も冴える作者の本格SFミステリで、第一回日本SF新人賞受賞作。8.は青木和・大塚英志梶尾真治小林泰三篠田真由美二階堂黎人という妙な布陣で、カジシンは女性名入りの時間物で多分未読。これってかなりおいしいんじゃ。9.,10.は書き下ろしってことで質に不安はあるが、SFミステリ・パロディ短編集。なんとコナン・ドイルの娘の公認(笑)。11.,12.は「銀河ヒッチハイク・ガイド」の第4部&完結編だ。