8/20 BSジャパン放映分。
TSUTAYAで見かけて気になってた作品。一切の事前情報がないまま、なんとなく琴線にびびっと来てたんだけど、人生そううまくいくことばかりじゃない。
六人の詐欺師ってことでコンゲームみたいの期待したら、それはすっかり肩透かし。と思いきや、今度は一転、そこまでは期待してなかったぞ、なミステリ展開。誰が誰を騙そうとしているのか……なんて、ちょっとわくわくしたら、あらららら。最後はなんかしょー〜もない恋愛話に持ち込まれて腰砕け。
その時にスポットライトの当たってる人間以外の心理＆行動は全く無視かよ、なんて思ったら、元々は劇用の脚本だったわけか。たしかに舞台・人物が限定されっぱなしだものな。全体目線でとらえられる映画としては、そしてまた書き割りではないリアル感が要求される映画としては、不自然感がありありのぐだぐだでダメダメ。
エンディングは気持ちよくまとめられてはいたが、こんな豪華な演技陣が泣けてしまう脚本にげんなりだ。
