元日の日記で書いたように、メイン・サイトの「幻影の書庫」が、非公式ながら実質的には本日までに、ついに満十年達成した。
最初は親バカ・サイトとの二本立てだったんだけど、途中から切り離してミステリ書評一本にした。開設当時からデザインをいじったことがないため、現在では本当に時代錯誤のサイトになっていると思う。これは比較的ネット初期段階の雰囲気を今に残そうとか、そういう意図的なものは一切無く、そこまで手が回らなかったってのが正直なところ。誰かやってくれるなら、いつでもお願いしたいところだもの。
しかし、本当にマメな性格なんて自分には無縁だと思ってたのに、良く続いたと思う。何のかんの言っても、数日の遅れはあっても、毎週一回(基本的には日曜日)の更新をさぼったことって、ほとんどないんじゃないかなぁ。家を建てることに夢中になってた時期に、5ヶ月ほどはお休みしちゃったけど。
でも、ほんとに毎週毎週アップするだけでアップアップ（親父ですみません）。こんな状態でブログまで始めたもんだから、ますます自分の首を絞めてもいるわけだけど。取りあえずブログに書いた分が、書評の書き出しに使えるから、それを蓄えとしてなんとかやっていけてる状態。
ちなみに、Top Page の書評リストで"／"で区切っている数を数えたら（ネタバレ書評も別に一本として数えることになる）、今日の更新で895本になったよ。来年の今頃は、今度は1000本記念が出来そうかも。
こんなサイトだからアクセス数もずっと長い間細々としたものだったなぁ。一日コンスタントに100アクセス数えられるようになったのが2003年末頃。3桁乗るのに、7年がかりなんだもの。何故かそのくらいからは順調に増えるようになって、今ではコンスタントに300超のペース。ありがたいことです。
ありがたいと云えば、辛口書評サイトと一般には認識されていると思うのに（はい、自覚はあります）、これまでお怒りのメール等を頂いたことがほとんどないこと。ファンの人にとっては、絶対にカチンとくるくらいじゃすまいないことを書いたりもしてるだろうに、実に意外なことに苦情メールを貰った記憶がない。マイナス・パワーのダメージってプラスの数倍効くものだから、これは本当にありがたいことだと思う。
プラスにしろ、マイナスにしろ、あまり反応というのはないのだけれど、アクセスがあるというだけでも、読んでくれてる人がいるんだってことがわかって、それを励みにここまでやり続けることが出来たのだと思う。
これまで訪れてくださった方、どうもありがとうございます！ これからもまだ続けていくつもりなので、これからも応援よろしくお願いいたします！
