2巻の前半は「
服従魔法殺人事件」の解決編。
やはりこれも
ハウダニットの解明がなかなかに絶妙。
フーダニットとしてもちゃんとしてるし、意外な
ホワイダニットも。
「賢者の後胤(ウィザーズ・クラン)」の登場も物語を盛り上げる。
後半は全6話の「巨竜と決闘」
こちらはミステリ的謎解きよりも、ファンタ
ジーとしての設定の面白さと、
何よりドラマとして大きく盛り上げてくる。
1巻からの設定を見事に活かすドラマチックな幕切れも良かった。
バディがようやく確定し、ハイコの背景もチラ見せしてきて、
これからってとこだったのになぁ。
ここで打ち切りとは、ホントに勿体ない。