新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来

01/30(土) イオンシネマ多摩センターにて鑑賞。
 
知らなかったけど、全員プレゼントでこのシートが配られたので、写真を上げてみる。
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中国アニメなんだけど、評判が良いので、多摩センターまでの歩きingを兼ねて観に行ってきた。
 
画の才能は一切無く、アニメーションの技術の知識も無いので、
語る資格は一切無いけど、たしかに日本のアニメと比較しても遜色ないように思えた。
ただ、個人的に気になったところを挙げるとすれば、
冒頭の森のシーンで、動きがはっきりとレイヤーに分かれて見えたことと、
ところどころのっぺりしたような印象を受ける画面があったように思えた。
 
キャラクタも日本アニメの影響を大きく受けてるのか、全く違和感なし。
昔の中国アニメのイメージ持ってたら、完全に時代遅れだな。
 
ただ、シナリオは観客に不親切だと思えた。
何が起きているのか、わからない展開が続くので、
個人的にはちょっと途中で興味が薄れて、わずかの眠気を感じてしまった。
敵とか味方とか、悪とか正義とか、そういう二元化できない世界観をベースにしてるので、
敢えて説明を加えず、主人公と同じ目線から、観客に判断を促すように
仕向けられているのかもしれないとも思うけど。
 
まぁ、でも、可愛かった。
 
勧善懲悪という作品ではないので、すかっと感は無いままかと思いきや、
エンディングはとても爽やかで心地よいものだったな。