新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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コーダ あいのうた

04/23(土) イオンシネマ新百合ヶ丘にて鑑賞。

 
間違いの無い良い映画。
 
ほぼ例外なく誰もが、いくばくかの感動や感慨を
胸に感じることが出来るだろう作品。
 
こういう家族。こういう環境。
その中で生きること。生きる意味。
だけど、その外にもきっとある何か。
選び取るべき分岐点、葛藤、そして結びつき。
子の思い、親の思い、兄妹の思い、すれ違い、重なる思い……
 
家族の一人一人が実にリアルで魅力的。
まざまざと生きている。
癖のある教師もいい。
(ボーイだけがキャラ薄めだったけど)
 
ただ期待しすぎていたせいか、
色々とほんのちょっとだけ物足りなくは感じちゃったかも。
家族愛に泣ける感じ。
歌声に震える感じ。
 
きっと来るだろうなと思ってはいたけど、
コンサートのあのシーンがあることが、
観客に視点を与える意味で、本作の一つのクライマックスと思えた。