ミステリマガジン2017年7月号の特集「このミステリコミックが大好き」で
チェックして買った作品の漫画評を、三日続けて書いてみることにする。
ゆったりとした雰囲気漂う南の小島に建つホテル。 魔女に悪魔に殺し屋に。 一癖も二癖もあるようなキャラクターたちが織りなす、 ちょっと奇妙な群像奇譚!!
「一癖も二癖も」どころではない、癖が凄すぎる登場人物達。
「ちょっと奇妙」どころではない、かな~り奇妙な群像奇譚。
うん、「奇譚」って表現は、本書にはぴったりだな。
なんとも言いようのない読後感。
グロテスクなのに、いっそ清々しかったり、
独特な毒気とのどけさに包まれる、不思議なお話。
好きとも嫌いとも言えないし、
う~ん、これは自分には語りきれない作品だ。