新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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M:I−2

06/21 テレビ東京放映分。

監督が代わると、映画の印象もだいぶ変わる。
 
ワイヤー・アクションを得意とする監督になったので、
人対人の肉弾アクションが主体に。
 
バイクレースに直接対決という、アクションの場ががらりと変わる。
それに応じて、舞台全体やストーリー展開なんかも全然違う。
 
前作はど派手なフィクションだった。
壮大な絵空事をとにかく愉しく魅せる作品。
 
本作は全体的に舞台も小さく、ストーリー展開も地味め。
誰が裏切り者かみたいな、引っ張る要素も無いし。
その代わり、地に足の付かないワイヤーアクションで、
地に足の付いた(道具立てで魅せるのとは違う)アクションを
徹底的に追求しちゃおうじゃないのって感じなのかな。
 
二作とも全然別の映画なので、見る人の好みで軍配が色々変わりそう。
 
ただ、主演女優があまりにも魅力に欠けるんだけど。
主人公がはまっちゃうのがリアリティ感じられない。
あれが欧米では受ける顔なの?